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銀嶺の果てのaaaakikoのレビュー・感想・評価

銀嶺の果て(1947年製作の映画)
3.8
冬の北アルプスに逃げ込んだ銀行強盗3人組の逃避行を描いておりサスペンスなんでしょうが、山好き、登山好きの人たちへの愛や讃歌がつまった作品でした。

レビューで皆さんに「かっぺ言葉」と言われている若山セツ子の「するじ」とか「やるずら」とかいう言葉はわたしも小中学生の時分までバリバリ使っていたのでなんとなく気恥ずかしい(笑)。
「マイオールドケンタッキーホーム」を聴き志村喬が故郷を思い出すんでい、と言っていたがわたしも故郷が懐かしくなった(帰りたくはないが)。
都会から来る山男のサワヤカさみたいなのが、昔から本当に嫌いだったが、本作に出てくるホンダさんという山男を見ていると、良いヤツだなあとしみじみ思いました。
三船敏郎はやたら男前でしたが、やはり志村喬が良かったです。

※ワンコが撃たれるシーンがあるので犬好きさんはご注意
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