aaaakikoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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パロアルト・ストーリー(2013年製作の映画)

3.4

ジェームズ・フランコが青春時代を回顧した小説が原作で、「僕の世界を映像化できるのはジアしかいない」ということでジア・コッポラが監督をつとめたとのこと。
ジアはF・コッポラの孫、主演はヴァル・キルマーの
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怪談(2007年製作の映画)

4.0

この頃の黒木瞳は素晴らしいなという一言。
まだ冒頭のあたりの、唄のお師匠の中年の色気、「やっぱりもらっとこうかね」なんてセリフ、色気にあふれ恥じらいと危うさ。素敵すぎてドキドキした。

もともとこれは
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雨上がりの駅で(1996年製作の映画)

3.5

徘徊老人を尾行してほしいと言われた女の子が、老人にふりまわされいろいろなところに行かされるお話。
言い方は悪いけど女の子は19歳でヤリマンで(それ以外にどんな言い方があるんだ)、でもなんか孤独を抱えて
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男性の好きなスポーツ(1964年製作の映画)

3.4

四角四面のタイトル。こんなタイトル見たらつい見たくなりますね。
内容はドリフのコントみたいだった。

まあなんて優雅な釣具屋。
みんな豪奢なアメ車に乗っている。
「日本製のニセモノのルアー」といって笑
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アガサ・クリスティー 奥さまは名探偵 〜パディントン発4時50分〜(2008年製作の映画)

3.5

クリスティのおしどり夫婦探偵シリーズ第二弾。
カトリーヌ・フロが何にでも首をつっこむ素人奥さま探偵で、夫のアンドレ・デュソリエは退役した元大佐です。
今回は蛾の収集家である叔母が列車の窓から殺人を目撃
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アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵(2005年製作の映画)

3.6

クリスティのおしどり探偵シリーズが原作らしいけど、舞台は現代のフランスだしだいぶ改変されているんだろうな。
原作を知らないで見たせいか、わりと面白かったです。
老人ホームでの失踪事件から始まり、絵画の
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地獄のコマンド(1985年製作の映画)

3.3

『マイホーム・コマンドー』を借りたつもりが間違えて『地獄のコマンド』を借りてしまった。レンタルビデオ屋できちんとジャケットを確認したらこんな間違いは起きなかったはず。だから郵送レンタルは嫌なんですよ。>>続きを読む

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店(2015年製作の映画)

-

おもしろかったと思います。ハリウッドでは作れなさそうな内容で…でも、ほっこりするオランダコメディでした。
…と、言いたいところですが、個人的には素直に笑えませんでした。

死にたいときに死ねず、死にた
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

-

まず前提として、これは以前に撮影中断して失敗している作品でありその経緯がドキュメンタリー映画にもなっているってこと。
さらに大前提としてこの監督の特異性。
ということもよくわからず途中から木登りするよ
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

-

どーでもいいことだけどこれはうちの親父が青春時代に初めて映画館で見た大切な映画、てことでオチまで何度も聞いて知ってたはずだけどきちんと見るとやはりへー、こう言う話だったのかってなりますね。
ゲイっぽい
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戦争と女の顔(2019年製作の映画)

4.0

恋をして、好きなひとの赤ちゃんを産んで♡みたいな考えも古いんだろうけど、それとはまた違った「子どもがほしい」という考え方があって戸惑った。戸惑った反面で、どうしてそんなにも子どもがほしいのか、考えると>>続きを読む

何がなんでも首ったけ(1961年製作の映画)

3.5

ブリジット・バルドーはやっぱりコメディの方が良い!
とっても可愛かった!
でもストーリーはめちゃくちゃ。

恋人が富豪の娘に手を出したことを知った主人公は、腹を立てて2人を追跡する!
んー?そんな話だ
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スパルタカス(1960年製作の映画)

4.0

最近自分の中で恋心が再燃し出したジーン・シモンズ(悪魔の方ではなく女優)めあてに鑑賞。昔も彼女見たさに見たけど長くて挫折。今度は見られた!感動した!

「奴隷が味わえる自由とは死である。
だから死を恐
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霧の旗(1965年製作の映画)

3.5

冒頭、北熊本の駅から東京へ出てくる太眉の倍賞千恵子。
松本清張の原作は大塚先生の視点の部分が大半で、桐子の不気味さ執拗さが際立っていた気がしたけど、この映画は映画でおもしろかったです。
最後どんよりし
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

静かで優しい映画。子どもが幸せになる映画はやっぱり良い。こういう映画だけ見ていたい。見られて良かった!
ひとつのテーマに「沈黙」ということがあったと思うんですけど、主人公のコットは全然喋らないから、変
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マリア・カラス 最後の恋(2005年製作の映画)

3.5

20世紀最高のソプラノ歌手マリア・カラスと、海運王オナシスとの恋。その後の悲劇的な展開含めて有名な物語だけど、ふーんなるほどこうだったのね、と改めて勉強になりました。
オナシスが身勝手でカラスが捨てら
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泥棒貴族(1966年製作の映画)

3.5

成功例と失敗例。
マイケル・ケインが美しい!
ドジっ子マイケル・ケインもやはりそれはそれで素敵。

セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

3.7

モンゴル映画、っていったら大草原でヤギの乳酒とか飲んで暮らしてる人々の生活を思い浮かべてしまいましたが、それは日本人がいまだにちょんまげを結ってると思ってるのと同じぐらい時代遅れで失礼な認識なのでした>>続きを読む

盗まれたカラヴァッジョ(2018年製作の映画)

3.4

人気脚本家のゴーストライターをやっているヴァレリアは、ある日謎の老人から市場でカンパチ🐟を勧められたついでに「おもしろい話があるから脚本にしないかね」と言われる……ぐらいの前情報で見ればわりと面白いの>>続きを読む

裸足のイサドラ(1968年製作の映画)

3.7

ヴァネッサ・レッドグレーヴ目当てに視聴。イサドラ・ダンカンに関しては、有名なあの死に方(黒柳徹子がたしかエッセイに書いてた)しか知らなかったです。
モダンダンスにうといので、最初の方のひらひらした踊り
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サロゲート(2009年製作の映画)

3.5

レンタルビデオ屋の手書きPOPに「髪の毛フサフサのちょっと若いブルース・ウィリスが出ていて、それが見どころです」と書いてあって、ハハハそんなバカな(笑)と思って借りたら本当にそれが見どころだった。>>続きを読む

黒い肖像(1960年製作の映画)

3.8

こぅ様のマイコレ♡
TSUTAYA発掘良品にありました。

妻と医者が夫を謀殺。そのまま黙って放っておけばいいのに、疑心暗鬼からつい余計なことをしてどんどんヤバくなるのは世の常か…。
というか仮免であ
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恋は嵐のように(1999年製作の映画)

3.3

サンディーとベン・アフレックってことで見た。
ほんとーに嵐のように去っていった内容。
まあこれで良かったんでは…?と、今となっちゃ思うけど、これ当時金払って劇場で見た人どう思ったんでしょうか…。

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妻への家路(2014年製作の映画)

3.5

夫婦の物語であるのでしょうが、ちょっと娘が不憫ではないか、と思いました。
大変な時代ではあったと思いますけど、だからこそ、親は誰よりも子どもを守ってやろうと思わんのか。
父親が逃亡犯だからバレエの主役
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欲望という名の電車(1951年製作の映画)

3.5

へー、こういう内容だったんですか。杉村春子がやってたやつ。
いますよねえブランチみたいなおばさん。
一方で、ブランチの妹ステラだってそもそも育ちが良かったはずが、マーロン・ブランドみたいな汗まみれのタ
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赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)

3.6

みんなが赤ちゃん可愛がってる感じがかわいくて、最後はなんかやたら泣けてきた。
犬がめっちゃ集まってくるところすごい笑ったんですけど、でもあれなんで集まった?
あと、北斗の拳のザコキャラみたいなハーレー
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クロスロード(1986年製作の映画)

3.4

ブルースに惹かれた白人坊やが、老ミュージシャンと旅をする。伝説のギタリストの失われた曲を教えてもらうため……という設定と出だしは良かったんですけど…。
途中から何かよくわからない方向に。
えっ?ギター
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.6

結局は背景がよくわかっていない謎に満ちた絵画をもとにしたいわば妄想作品なわけだけど、素敵ですねぇ。絵画をもとにこういう映画もっといっぱい作れば良いのに!
…まあたぶんこういうの、考証やいろいろうるさい
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波止場(1954年製作の映画)

-

ハトとたわむれる元プロボクサー、マーロン・ブランド。
どんなに傷つけられても自分の脚で立って仕事に行くことが重要ってことなのか。
でも神父さん偉そうなこと言ってるけど、実質全然何もしてないじゃないかと
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.7

素直に楽しい、素敵な映画でした。
ウディ・アレンの『カイロの紫のバラ』では、映画の中に入れるならどの映画のキャラクターに会いたいか、を考えたけど、この作品を見ると自分ならどの時代のどの文豪に会いたいか
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さよならエマニエル夫人(1977年製作の映画)

2.0

これまでバンコク、香港ときて今回はセイシェル島。どんな相手とエマニエル夫人は遊びつくすのかしら、と楽しみに見たら、夫婦がどうこう嫉妬がどうこうの超平凡な展開になってがっかり。
でもまあ、奔放な性の始め
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続エマニエル夫人(1975年製作の映画)

4.5

個人的に前作より断然良かったです。
この監督は写真家らしく、完璧なほど美しい構図のシーンがいくつもありました。
特にあんなに美しい鍼灸のシーンは生まれて初めて見ました。
香港の船着場の喧騒、打って変わ
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キルトに綴る愛(1995年製作の映画)

3.5

プロポーズされたけど、本当にこの人が運命の人なのかしら?と迷ってしまっている女の子に、おばあちゃまたちが「ま、ちなみにわたしらはこうでしたけど」と過去の話をする、というはなし。
7つのストーリーがまる
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太陽の下の18才(1962年製作の映画)

3.4

美しい夏のイスキア島を舞台に、女とやりたい男の子たちがドタバタする話。主人公は60年代日本のヤングたちをとりこにした青春スター・カトリーヌ・スパークのようだけどどうみても男の子たちのシーンが長かったで>>続きを読む

カラーパープル(1985年製作の映画)

3.8

ミュージカルになるというのでこれを機に見てみました。黒人女性の辛い話だと聞いていたので、ちょっと躊躇してました。
見て良かったと思いました。
たぶんこれは最悪の生活に光が射してくるターニングポイントの
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孤独のススメ(2013年製作の映画)

3.6

あらすじも知らず邦題だけで見たわたしは展開が読めずいろいろ戸惑いましたが、おおそうなるのかという感じでした。
敬虔なクリスチャンの生活。18時ぴったりの夕食、食事前の長いお祈り、家にはJ.S.バッハの
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