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霧の旗のaaaakikoのレビュー・感想・評価

霧の旗(1965年製作の映画)
3.5
冒頭、北熊本の駅から東京へ出てくる太眉の倍賞千恵子。
松本清張の原作は大塚先生の視点の部分が大半で、桐子の不気味さ執拗さが際立っていた気がしたけど、この映画は映画でおもしろかったです。
最後どんよりした気持ちになるのも変わりなし。
まあ倍賞千恵子&露口茂兄妹もかわいそうですけど、大塚先生そもそもの事件に関係ないし、逆恨み感がすごい。
真犯人などどうでもよい!といういさぎよさ。
というか左利き云々のこともわからなかったの?警察の捜査って一体…まあ昔はそういうのよく調べず逮捕みたいな、冤罪多かったんだろうな。気の毒。
洋装の新珠三千代が美しかった。
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