Araraさんの映画レビュー・感想・評価

Arara

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Love Letter(1995年製作の映画)

3.8

名作過ぎて見た気になっていたが、「青春18×2」を見て見たくなり、鑑賞。

今作を見て、雪山でジミーが発した突飛に見える発言も、こんな思いで言っていたんだ、、とか、台南の映画館でLove letter
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

4.0

前半思っていた以上におふざけモード全開だったが、そんなシーンが続く中でふと見せる、男の子の女の子に対する真摯な姿や、それに対する女の子とのやりとりが、この作品の魅力なんだなぁと気づけた。

あんなふざ
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無名(2023年製作の映画)

1.0

途中から頭を抱えてしまうほど、自分はハマれない映画だった。

音楽と美術(インテリアや女性陣の衣装は素敵だった)とトニー・レオンの重厚感で持った映画だと思う。

オシャレさを狙いすぎて二転三転ストーリ
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.2

4回目鑑賞。
Love letterを見てから今回は鑑賞したが、ジミーの雪山でのシーンや、台南の映画館でジミーとLove letterを見た後のアミの心情の変化に気づくことができた。
そして何より、エ
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謝罪の王様(2013年製作の映画)

3.2

「不適切にもほどがある」を見て、同じ脚本家・俳優の作品を見たく、鑑賞。

謝り方や挨拶の仕方って確かに、国固有の文化を色濃く反映していると思うので、土下座をテーマにしているのはいいと思うが、ふざけ具合
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プリシラ(2023年製作の映画)

3.9

いまいち評価高くないけどどうなのかな?と思ったが、自分はすっごく楽しめた。

冒頭のピンクのお花で敷き詰められた絨毯のシーンから、オシャレすぎる。

プリシラの登場シーン、なんで少女が振り返るだけなの
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

確か原作あるようだが、原作を知らずキャストのファンでも無かった為、タイトルやポスターに惹かれず、よくある世代を超えた友情ものでしょ、と思い映画館での鑑賞は見送っていた。
ただ、評価が高かった為Netf
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ラブリセット 30日後、離婚します(2023年製作の映画)

3.9

演出がすっごく素敵な映画だった。

記憶喪失ものなので、デジャブなシーン多いが、ここで冒頭のシーンが活きてくるんだな、とか、いい感じのムードの音楽が実は逆に演出でなかったり、そう来たか!と思う演出ばか
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リトル・エッラ(2022年製作の映画)

3.4

思っていた話とはだいぶ違って、親友と思っていたおじさんに恋人ができ、嫉妬からその叔父さんに嫌がらせをしていく話だった。

やっていることはどれも幼稚で、誰しもが思いつくようなことなので新鮮味がないが、
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ロッタちゃんと赤いじてんしゃ 2Kリマスター版(1992年製作の映画)

3.9

ロッタちゃん、兄弟の中でもずば抜けて悪い子すぎないか?と映画で見ている分にはいいが、周りにいたら発狂しちゃうな、と大人になって見てみると思った。

気に入らないことや出来ないことがあると「バカ」と暴言
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ミッシング(2024年製作の映画)

4.0

石原さとみさんって結構感情激しい役もやっているイメージだったが、この作品は全くの別物だった。

全ての表情に嘘がないというか、自分がこんな局面に陥ったらどうなっちゃうんだろうか、と思うような極限の状況
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雨に叫べば(2021年製作の映画)

2.0

なんか終わりよければ全て良しみたいになってるがモヤモヤがすごい溜まる映画だった。

この時代の男尊女卑っぷりがすごいな、と思ったが、何に対しても曖昧な答えしかしない主人公にも終始イライラしてしまった。
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ランユー 4Kリマスター版(2001年製作の映画)

3.5

昨今巷で溢れてるBL作品とは比べにならない程センセーショナルな作品に感じた。

この時代の同性愛ものってよく映画上映できたな、と思うほど重さが違うし当時衝撃的だっただろうな、と思う。
天安門事件にも触
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.8

だいぶ狂気じみてる気もするが、目覚めたら若返っていたとか他の人と入れ替わっていた、より、考え方次第で人は変われるといったメッセージで、現実味を持った話に感じた。

これ絶対キャスト吹き出してるよな、と
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ラブ・イズ・マネー(2001年製作の映画)

3.0

この2人でラブコメって時代を感じるなぁと思った。
こんなチャラチャラした格好のトレーダーいないよ!と思ってしまった。
最後は時代的にもCGじゃないよね?と思ったが、どうなんだろう?バブリーな感じがした
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「前世」って仏教の国では広く知られているが、欧米では耳慣れない考え方なのかな、と今作を見て気付けた。

若い頃の女性が、男性から離れる理由がすごく理解できるような気もしたが、でも移住は彼女の親が決めた
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.6

何だかすごく綺麗な挿絵の、奇妙な絵本を見させられているようだった。

段々とベラの知能が発達して理屈ぽくなっていくのが面白かった。
衣装はどれも独特な世界観で素敵で、写真集出たら欲しいな、と思うほどだ
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アバウト・ライフ 幸せの選択肢(2023年製作の映画)

2.0

キャストは豪華なのに、ほぼ同じ場所で撮ったシーン(若いカップルの家と女性の実家)が映画の大半を占めていて(体感8割)すごく低予算の単発ドラマを見させられている気分だった。
答えがないことについてずっと
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市子(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

親ガチャなんて言葉が昨今使われるほど、本当親次第でその子の人生いくらでも変わっちゃうんだな、と思った。
ここまでアイデンティティを否定されても市子でい続けたいと思うのってすごいな、と思った。
最後終わ
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ミレニアム・マンボ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

3.6

台湾映画って本当にパターン化されているかも、と今作を見て思った。
前半おちゃらけ、後半じんわりの作品か、今作のような掴みどころのないいつかの台湾の情景を表したノスタルジー系か。

ミレニアムの時は自分
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ロッタちゃん はじめてのおつかい 2Kリマスター版(1993年製作の映画)

3.8

DVDリリース時、ロッタちゃんより少し大きいぐらいの小学生の時に初めて見たが、大人になってみるとまた見え方違って面白かった。
まず当時のDVDの「これが私の生きる道」とのキャッチコピーが、ザクザクセー
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.6

A24配給の映画は傾向似ているように感じるが、やっぱり少し苦手かも、、と思ってしまった。
まず映画館の暗さを考慮した画面の明るさになっているのかな?と思うほど薄暗いシーンが多く、目を凝らしてもよく見え
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ良かった!!
韓国映画って本当に作り込みすごいな、そりゃぁパラサイトみたいなハリウッドでアカデミー作品賞取る作品も出てくるよ!と思ってしまった。

この映画がここまで素晴らしいのは主演2人
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.6

最後まで見て、だいぶ思っていたのと違ってフェミニズム映画なのかな?と思った。

冒頭テルマに対してイライラしてしまい、こんな奴と一緒にいるからルイーズまで不幸になるんだよ、と思った。

若い頃のブラッ
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台北セブンラブ(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

後半にかけてすごく実験的な作品だな、と思った。
急に役者の素のシーンを挟んだり、エンディング2パターンやったりあまり見たことないような作品だった。
ストーリーとしては、ありふれた都会の若者のオムニバス
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.8

複数回見る人もいるようだが、自分は見ていてしんどすぎて、もう当分2回目は見られないな、と思った。
舞台挨拶で監督が、主人公のことを病気と括ってしまう人がいる、と話されていたが、少々対人関係が苦手でも、
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白日青春 生きてこそ(2022年製作の映画)

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香港に行けばどこを歩いても目にするにもかかわらず、あまり映画等で触れられてこなかった南アジアの人たちが題材になっているのは興味深かった。
多くの南アジアの人たちが住んでるエリアが香港らしからぬ光景だっ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

すごく静かな映画ででもすごく幸福感に溢れた映画だった。

初っ端もしかして主人公の繰り返される毎日を見させられるの?と危惧したが、映画を通して1日たりとて同じ日はないことに気づけた。
自分なんかよりよ
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燈火(ネオン)は消えず/消えゆく燈火(2022年製作の映画)

3.8

香港に馴染みがある人は誰しもノスタルジックさを感じる映画だと思う。
香港の街からネオンが消えるなんて想像もしなかったし、だから写真なんてあえて撮ってなかったのが悔やまれるが、こんな形で振り返れて良かっ
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ミス・シャンプー(2023年製作の映画)

3.6

ふざけ要素が強すぎてびっくりだったが、そんな一つがエンディングに紐づくのかな、と思うと少しは納得できた。

女優さんが度々他の作品でも見る人だったが、とっても可愛らしかった。
台湾ならではの真夏のよう
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.5

恋愛映画なのにキャストの笑顔のシーン2つぐらいしかないし(あとは無表情)、フィンランド人って感情ないの?と思ってしまった。

ラジオから聞こえてくるニュースはロシアのウクライナ侵攻だったり最近の話なの
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ムーミンパパの思い出(2021年製作の映画)

4.0

初めてムーミンのお話見た気がするが、ブラックユーモアだったりシュールだったりで大人も楽しめたし、近くに座ってた一人で来てたおじさんも何度か噴き出していた。

映画見てやっとキャラクターが理解できた気が
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.7

見たことあったと思ったがクリスマスを機に見返してみたらおそらく初見だった。
今となっては同じような、たらればストーリーの作品が多いので既視感あったが、長女のアニーが可愛すぎて彼女見るだけでも見る価値あ
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赤い糸 輪廻のひみつ/月老 また会う日まで(2021年製作の映画)

3.5

東京フィルムフェスティバルで見た「成功補習班」然り、台湾映画って前半ふざけ要素多め、後半でじんわりさせる展開多いのかな、と今作を見ていて途中まで感じたが、後半marvel感もあってなかなかカオスだった>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.7

クリスマス映画の一つとしてピックアップされていたので鑑賞。
結果、クリスマスに別に見なくても良かったな、と思う内容だった。

キャロルは正直面倒くさいし、関わりたくないなと思った。
冒頭からのメンタル
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

3.8

全体評価いまひとつなのでどうなのかな、と思っていたが、自分はとても楽しめた。

ご近所さんで同じように小さい頃から育ってきても、やっぱり宗教だったり人種だったりの影響は大きく、全てを理解し合うのは難し
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