Araraさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ムービー・エンペラー(2023年製作の映画)

3.6

前半凄く皮肉が効いていて面白かったのに、後半にかけてスターである葛藤のようなストーリーになってしまい、残念だった。
ただ映画タイトルはセンスあって良いと思う。
東京映画祭で鑑賞したが、この作品を映画祭
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

3時間半があっという間に感じられるほどには自分はハマれなかった。

ただ、全てのアメリカ人は見てほしいと思ったし、エンディングにかけて丁寧にストーリーを追っていくにあたり、省けるシーンは無かったのかな
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.8

自分は前作と今作一気見してしまったが、公開当時続編を心待ちにしていた人は、映画内で前作の誰もが気になっていた部分に触れてくれていたり、デジャブのような台詞があったり、本当に楽しめただろうな、と思った。>>続きを読む

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

3.9

数年前飛行機の中で、名作特集として取り扱われていて初めて見たが、なんと美しい映画だろうと思った。
その時はイーサン・ホークのイケメンさにど肝を抜かれたが、再度見てみると、女性の若さ溢れる感じもとっても
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人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした(2023年製作の映画)

3.5

よくあるアラサー前の女子の焦り、みたいな感じだったので、もう少し他の作品とは違う個性があったら良かったのに、とも思ってしまった。
「家政夫のなぎささん」にも少し似ていた。
とは言え、最近井浦さんの作品
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.5

乗り物に乗っているような感覚で楽しめた。
ただ、途中から必要以上に話が入り組んで登場人物が増え、話を追うことが難しくなってしまった。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.0

ストーリー云々より、エレメントそれぞれの特性がストーリーに面白い感じで盛り込まれていて楽しめた。
特にプリクラを取った際に炎の光で水のエレメントが全く写っていなくて面白かった。
小さい子も楽しみながら
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親愛なる君へ(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

主演の方がすごく丁寧に演じているのに、脚本がありきたりすぎて勿体なかった。

小さい男の子、目が死んでいたが、役作りで無かったとしたら少し心配だな、と思ってしまった。

親子の物語に軸を当てればいいの
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

こんな時代に産まれなくて良かったな、と思いつつも、本質的なところで本当にこの時代と今は違うと言い切れるのかな、と考えるきっかけになった。

終盤にかけ、見ていられないほどなシーンが続き、見終わった後体
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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

クラッシックな映画かと思ったら冒頭からなかなか尖っていてびっくりだった。

ダンサーインパリってこういうことか、と納得できた内容だった。
怪我をしてもすぐに切り替えて新たな道を探す前向きな主人公が魅力
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珈琲時光(2003年製作の映画)

3.0

数年前の東京の風景を見るにはちょうど良いが、主人公の過去がぼんやりすぎたり、色々消化不良の映画だった。
台湾要素もほぼほぼ無かったように思う。
TOKYUが東京電鉄なの初めて知った、、

台北ストーリー(1985年製作の映画)

3.9

この監督の作品は既に2作見ていたが、自分はハマらないかも、、と思っていたが、今作は楽しめた。
当時の台湾の様子や生活スタイルがよく理解でき、これから先何年か後に見ても楽しめるだろうな、と思った。

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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.7

今泉監督らしく、考えさせられる台詞が多かった。
「人のことわかるってどういうことですか?」、「嘘つきが本当は、、って言ったことって、嘘なのかね?それとも本当なのかね?」すごく考えさせられる言葉だった。
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春画先生(2023年製作の映画)

3.2

“春河はアート”のテーマだけで十分良かったのに、途中からR-15な内容にどんどんなってしまっていて、テーマブレブレだし、役者さんも魅力的な方達ばかりなのに勿体無いな、と思ってしまった。

エンディング
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

なんでみんな環境に適応できない人がいると適応障害等の名前をつけて病人にしたがるんだろう、なんでその環境がその人にフィットしないだけと思えないんだろう、と強く感じた作品だった。

ケイトブランシェッドは
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ルー、パリで生まれた猫(2023年製作の映画)

3.5

映画というよりは大自然にいる猫のドキュメンタリーを見ているようだった。

家猫から脱走して自然に帰るのを、猫の自立と捉えているところがフランスっぽかった。

魔女と呼ばれているおばさんが言ってることは
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チャンシルさんには福が多いね(2019年製作の映画)

3.4

ポスターの感じからしてもっとポップな感じかと思ったら、ポップなのは前髪しか似ていないレスリーチャンの幽霊ぐらいだった。
本当にタイトルと内容合ってるよね、、と不安になる程結構逆境続きだった。

家政婦
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ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

4.0

ドラマ版から大大大好きな作品。
公式でTwitterがふいに更新されてからずーっと今年後半の楽しみにしていたが、完成披露試写会で観賞。
主演3人の世代がドンピシャで実際職場に山岸みたいな後輩もいて、今
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星くずの片隅で(2022年製作の映画)

3.9

コロナでの日常や政治的な理由で移民する多くの人など、今の香港を物語っていてとても興味深かった。

女優さんがめちゃくちゃ可愛かった。
いまだに日本では、香港俳優といえばトニー・レオンやアンディ・ラウが
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恋戦。 OKINAWA Rendez-vous(2000年製作の映画)

3.7

評価低いけどレスリーチャンの英語も日本語も聞けるし自分は結構楽しめた。

途中誰が誰の元恋人だっけ?とかちょっと迷ったところもあったが、デジャブなシーンもあったりクスッと笑える場面が多く良かった。
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狼たちの絆(1991年製作の映画)

3.8

欲望の翼を見た後に見たからか、映画ってこのぐらい単純でも良いんだよ、と思い、素直に楽しめた。

ストーリーもわかりやすく、若干アクション過多のような気もしたがハラハラもして楽しかった。
フランスまで行
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ブエノスアイレス 摂氏零度(1999年製作の映画)

3.7

素敵なロケ地がどう見つけられたかや、映画を撮りながら脅迫を受けていた話等興味深く、映画本編をより深く楽しむうえで役に立った。
タンゴの練習シーンも興味深かった。
練習の段階から2人とも役になり切ってい
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大英雄(1993年製作の映画)

3.8

「楽園の暇」の公開が遅れた為に今作が急遽2週間で制作され、予定公開日に代わりに上映されたと聞いてみてみたが、この映画を見る直前に「楽園」の方も見ていたため、役者って振り幅すごいなと改めて思った。

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楽園の瑕 終極版(2008年製作の映画)

3.8

なにも前情報なく映画を見た際は、小説ベースなのかな?と思ったが、幸運にも手に入れられた当時のパンフレットであらすじを読み、内容理解できた。

役者のビジュアルが何だか公開年と比較しても若いな、と思った
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君さえいれば/金枝玉葉(1994年製作の映画)

3.8

ありふれたお話かな?と思いきや、最後が結構好きだった。
でも、どんな気持ちでレスリーチャン演じてたんだろう、、とも思ってしまった。
こんなに思い悩んでるんだから、さっさと女だって白状しなよ!と思ってし
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ルージュ(1987年製作の映画)

3.8

これ主演レスリーチャンじゃなく、アニタムイだよね??と思った。

あらすじ読まずにみてしまったので、途中違う映画混ざっちゃった??と思うほど違う世界観の話が入ってきてびっくりした。

1930年代の香
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レスリー・チャンの 恋はあせらず(1994年製作の映画)

3.4

内容と映画のタイトルあってる??と確認したくなった。

そもそもそんな恋愛ストーリーじゃないような?って感じだったし、20代の若者の日常のような話だった。

仕事できる女の人がめちゃくちゃ綺麗だった。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.5

最高におしゃれでセンスのある、タイトルってだってそういう意味だもんね、といった感じの終わり方だった。

ディカプリオが冴えない役者がハマりすぎていて、今後タイタニックやロミオandジュリエットを見ても
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バービー(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

たしかにすごく可愛らしいのだけど、メッセージが多すぎて途中からよくわからなくなってしまった。
女の子がピンク・男の子がブルーという固定観念もある意味バービー等のオモチャの影響が強いんだろうな、と思った
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.7

スケボーというとやっぱり不良のイメージを持ってしまうが、主人公や周りの子たちを見ていると、家庭やその他で問題やストレスを抱える子にとっては逃げ道なんだな、と気づけた。

礼儀正しかった主人公がどんどん
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映画チーズ・イン・ザ・トラップ(2018年製作の映画)

2.5

だいぶ、???な内容だった
メインビジュアルからしてもっとポップな内容かと思いきや、結構シリアスで、ラストでラブストーリー要素急に持ってきた感じがしてよくわからなかった。

ドラマ並みに韓国ドラマ特有
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オアシス(2002年製作の映画)

3.9

冒頭、ニュースによくなってるやつじゃん、、と見るのが憚られたが、徐々に話の本筋が見えてきて、本当に切なかった。
特に、女性の、障害が無かったら、、、の妄想が幸せすぎる光景で、心にズシンときた。
似たよ
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

この時代の映画としてはオシャレ何だろうな、とは思ったが、評価4.0越えは高すぎるのでは?と思った。
数組のカップルの会話劇が軸で徐々に人間関係も交差していくような話だが、当時の台湾社会を反映している訳
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チャイニーズ・ゴースト・ストーリー 2Kデジタルリマスター版(1987年製作の映画)

2.8

チープな特撮映画を見させられてるような感じだった。
若いレスリーチャンがとにかくかっこいいが、本当にそれだけで、当時大ヒットした理由がよくわからないし、途中何を見させられてるんだろう、、となってしまっ
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君が好きだから(1984年製作の映画)

3.5

女優さんとんでもなく可愛いな、と思ったが、途中からもしかしたら若い頃のマギーチャンじゃない?と気づき出し、この可愛さなら男がほっとくはずないよな、と納得だった。

冒頭から昔はこんな地下鉄で映画撮ると
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もういちど逢いたくて/星月童話(1999年製作の映画)

3.8

お話としてはありきたりだし、そりゃぁそんなんしてたら事故起こすよ、と思ったり、手ぶらで空港行くの??等ツッコミどころ多々あるが、主演2人がとっても素敵で、当時の香港の映像とあわせ、ずっと見ていたいよう>>続きを読む