【小津へのオマージュ映画だがやや退屈】
台湾の侯孝賢監督が小津安二郎へのオマージュとして作ったという映画。
台湾に生まれ日本人の養父母に育てられた若い女性(一青窃)が東京で暮らすさまを描いている…
【東京を捉えるメタ的視点】
カイエ・デュ・シネマベストに入っていた侯孝賢の『珈琲時光』を観た。
正直、小津安二郎リスペクトの映画として観ると、手ブレが激しく単に彼の真似をしているようにしか思えない…
台湾映画監督が撮った小津安二郎監督へのオマージュ的な作品。と、乱暴に言ってしまうが、本当に小津安二郎映画を愛しているのだと伝わってくる。固定カメラやローアングルのカメラワーク。父もまずは正座で腰を…
このレビューはネタバレを含みます
余貴美子さんと小林稔侍さんが、素晴らしい。
これ演技をしている人なのか?というほどその場に溶け込むように存在し、無駄なものが無いのに、人間味を感じさせ、醸し出す空気が最高。
「電車」が今作では非常…
これは評価が難しいというか、かなり悩ませてくれる。
何気ない日常を淡々と描いているだけの作品。
今まで観たことがないという意味では新鮮でもあるが、展開がないだけに退屈になる人ももちろんいるだろう。…
2003年の東京を舞台に、台湾人の彼氏の子どもを妊娠した陽子と彼女を見守る家族や友人との交流を描いた話。
全然知らない作品でしたが、たまたま行ったカフェにこの作品のフランス語版のオシャレなポスター…
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