2000年代初頭の空気が封入。
たしかに当時はこんな風に観えていた、少し猥雑で褪せた色味だった。
齢をとったせいか
現在のスタイリッシュでビビッドさには自分の中のポムじいさんが疼きだしますもの。
「…
出先の映画館で不意にリバイバル上映に出会ってビックリした、20年前のオールタイムベストの一本。
台湾チームが撮る日本の空気、「珈琲時光」としか呼びようのない本作独特の淡さが、、、フィルムの劣化によ…
これまたゆるんゆるんの気持ち良すぎる、ホウ・シャオシェン監督流“東京物語”。所謂ヴェンダースの『PERFECT DAYS』的な、“何気ない日常の愛おしさ”みたいなものすらも漂ってこない、お粥のような…
>>続きを読む(2回目)+0.3
疲れていたのもあり、映画習慣を忘れかけていたのもあり、感情移入という危険な手段で鑑賞してしまった。2回目だから許してほしい。
「夢:不定形の物語」というのが全体に効いているなと…
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