アリス・ギィの短編集から。
すごくおもしろかった。
服装はそのままで役割を替えてみると、男女差がわかる。
ベビーカーを押す男性たちが集まって井戸端会議したり、女性が男性に迫ったり、男性が家事をしたり…
アリス・ギイ監督短編集 6/13
逆でない映像は沢山観てきているが、女性(男性的)が男性(女性的)に駆け寄るところは、とてもリアルで男性の嫌そうな表情や鬱陶しそうだけど実は嬉しそうな表情など見慣れ…
身体(服装含め)を反転させて、性差を前提にした支配-被支配の構造はそのまま。これはフェミニズムが目指すものではないはずだけど……、構造自体のおかしさ「こんなにへこへこさせられてるよね、こんなに威張っ…
>>続きを読む『アリス・ギイ 短編集』13作品中の8。
植え付けられた性差別への痛烈な皮肉。この時代、労働・経済・政治への声上げは普通だったろうが、役割分担や趣味嗜好、性愛のパワーバランスを描いたのは早かったの…
2022/09/17観賞
無声映画を全然観ないので、たぶん事前知識がなかったら分からないことも多かったかも。この分かりやすさでも。
アリス・ギィの映画はこういう作品ばかりではないと思うけど、
ア…
男が室内でお針子して女が外のカフェで新聞を読み、女が男をベッドに押し倒して男がベビーカーを押すというおそらく当時として強烈な男女逆転風刺劇。
入れ替わりを示唆する鏡の存在がいい。最後は我慢できなくな…
男女の役割が逆転した世界の描写が愉快。
出演者たち、特に男性陣の感想を聞いてみたい。
スクリーン鑑賞1回目は
特集上映「ゴーモン映画(Gaumont)〜映画誕生と共に歩んできた歴史」で上映された「…
男女の"役割"が逆転した世界。それを描いたというだけで時代を踏まえると見事なんだが、描写される有害な男性像をコミカルにしていくことで、実際作品として世に出したことも1つの手腕なのだろう。
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