はぐれけんきゅういん

レ・ミゼラブルのはぐれけんきゅういんのレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)
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終始嫌な空気が流れている作品。展開が変わってからは更にギュッと心臓握られてるような気持ちで鑑賞しました。
旅番組では見れないフランスの暗部に心を抉られますが、日本でも異なる文化圏の方への迫害が起きていることが報道されていますものね。劇中の惨劇やそれに近いことはもうどこで起きてもおかしくはないのでしょう。
悲しいほどに人々はバラバラで、それを繋げられるものがあるとすれば結局は人間の良心なのかな?そんなことはないのかな?などと、想像を掻き立てられるラストシーンを観ながら考えていました。