距離が近すぎると衝突する。
まっさらに予備知識ゼロで台北が見たくて見始めた。ストーリーがあるようでない。ただ染み出る孤独感。
近過ぎる人間関係から逃げるホステルで働くヨガ教師、両親の縛り付けから…
背景についての説明が全くなされない三人の男女の物語。何が起きているのかはっきりとは分からず、彼らの台北での生活をただ淡々と観せられるが不思議と見続けられる。途中からあれこれ詮索するのをやめて、ただ身…
>>続きを読む台北から東京に戻ってきて1本目の映画。台湾旅行への期待値が高まりすぎていて、実際行ってみたらそうでもなかったとかだったらどうしようと思っていたけど杞憂だった。台湾は私が想像していたよりもずっと魅力的…
>>続きを読むささいな瞬間がしっとりと描かれていた作品。
父の喪失がテーマとしてあり、ジョニーの行方不明と重なるようで重ならない。何か起こるようで何も起こらない日常。"動いてるようで動いてない"のセリフ自体が映画…
このレビューはネタバレを含みます
◎観て良かった。
台北に暮らす3人の孤独。
鳥を愛する女性。
高校卒業以降実家に帰らなくなった車中生活する男性。
母と生活する生きづらい少年。
はっきりとしたストーリーは無いけれどゆっくり流れてい…
夜明け前の穏やかな時間、湿った柔らかな風、クラクションの音。旅行という程でもない、台北をふらふらと歩いている気持ちになれる。行ったことがあってもなくても、懐かしさと寂しさと温かさで、胸の底、目の奥の…
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