監督 エドワード・ヤン
撮影 アーサー・ウォン 、リー・ロンユー 、ホン・ウーショウ
ミニシアターで満席が続き、再上映が繰り返されるほど人気っぷりのエドワード・ヤン。今回は初鑑賞で理解に苦しみ、…
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正直キャラの行動には理解できない部分が多々あり、(言い方悪いけど取っ替え引っ替えみたいな)置いていかれそうになるが、どこか人間くさく、憎めない。
嫌な時、上手くいかない時は暴れる、殴る、それでいいじ…
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最初は登場人物の多さ、設定の多さに頭がこんがらがったけど終わる頃にはほとんど綺麗に理解できた。バランスが良いんだろうな。
喜劇のような展開がめちゃくちゃ見事で面白くて、濱口監督が影響を受けたのも頷け…
チチがひたすらかわいい。
あの小説家の部屋はオアシスのようにも思えたけれど、そうではなく度が過ぎる乾きというか潔癖というか執着のようなものの裏返しだったのかもしれない。
あの空間で住めるなら信頼でき…
ローラースケート履いてるやつ、たぶん黒沢清『蜘蛛の瞳』で阿部サダヲがローラースケート履いてたやつの元ネタだ。
エドワード・ヤンは、群像劇がシンプルに上手い。
【一番好きなシーン】
・人がタクシー…
みたかった
自分にも他者にも誠実な彼らが羨ましくみえた。
エレベーターのやりとり何度かあって笑えるシーンもあり、ラストエレベーターはぐっときた。あの終わるようで終わらない未練がましい感じがたまんない…
急速に経済成長を重ねる台北という背景は、一見いま僕らが生きる経済の低迷に直面しあらゆるものがデジタル化し情報が蔓延りアナログ要素が取り除かれてゆく世界とは掛け離れているように思えるが、社会が急速に変…
>>続きを読むロマンティック・エレベーター映画
急速な西洋化と経済発展を遂げる1990年代前半の台北が舞台。
財閥の娘で出版やタレントまで幅広く扱う会社の社長であるモーリー。だが会社の経営は赤字であり、気にくわ…
©Kailidoscope Pictures