内容は全く違うのに
濱口竜介の
『偶然と想像』の第一話を観ているようだった。
面白かった。
登場人物の個性がはっきりしているので
鈍い私でも簡単に、人物相関図が書けた(笑)
どの人物も
其々、自分…
ラブロマンスものかと思ってたら、恋愛や情も投資の一つでしかないと語られ、なかなか現実的な世界観で始まる90年代台湾の恋愛群像劇。
もちろんそんな風に割り切れる人たちじゃないからあーだこーだあるんだ…
監督 エドワード・ヤン
撮影 アーサー・ウォン 、リー・ロンユー 、ホン・ウーショウ
ミニシアターで満席が続き、再上映が繰り返されるほど人気っぷりのエドワード・ヤン。今回は初鑑賞で理解に苦しみ、…
このレビューはネタバレを含みます
正直キャラの行動には理解できない部分が多々あり、(言い方悪いけど取っ替え引っ替えみたいな)置いていかれそうになるが、どこか人間くさく、憎めない。
嫌な時、上手くいかない時は暴れる、殴る、それでいいじ…
チチがひたすらかわいい。
あの小説家の部屋はオアシスのようにも思えたけれど、そうではなく度が過ぎる乾きというか潔癖というか執着のようなものの裏返しだったのかもしれない。
あの空間で住めるなら信頼でき…
ローラースケート履いてるやつ、たぶん黒沢清『蜘蛛の瞳』で阿部サダヲがローラースケート履いてたやつの元ネタだ。
エドワード・ヤンは、群像劇がシンプルに上手い。
【一番好きなシーン】
・人がタクシー…
口論が気持ちいい映画で元気が出た。そうこなくっちゃ。あんだけ言い合えたらすっきりするだろうな。
他に印象に残ったのは、女優たちのシルエットの横顔が美しかったこと、エレベーターが効果的に使われていた…
©Kailidoscope Pictures