フランスに行っても黒沢清はやっぱり黒沢清だった!というのは嬉しい
全編フランス撮影&フランス語で、もちろん登場人物も全員フランス人という完全アウェーの環境であっても、怪奇現象は起こってないのに画面が…
黒沢の無機質な導演が幽霊絡みのモチーフにピッタリはまっていてかなり良かった。人間らしさがないから幽霊化前後の境界がいい感じに曖昧。拘束器具による固定→筋弛緩剤効果による人形化はそのままは窓辺に立つ…
>>続きを読む拘束する時間はまるで死んでいるようで、ダゲレオタイプで撮れば撮るほどその魂は現世に明確に囚われる
個人的にはただ健気にバイトしに来てたジャンがいつしか金に盲目になり、こちらも善悪が見えなくなってい…
勝手にエロスを期待して(ビジュアルのファントムスレッド感から?)みたらかなりタナトスだった。幽霊のシステムは岸辺の旅と同じっぽいので???とはならなかったけど、みんな何してるのかはよくわからなかった…
>>続きを読む古典撮影技法ダゲレオタイプ(撮影に数十分かかる)に取り憑かれた写真家、そのモデルを務めるが本当は家を出たい娘、娘を解放したい+お金が欲しくて家を手放させようとする助手の思惑が絡まり合っていく
セル…
霊がみえちゃうのと実際の犯罪事件が絡むっていうのは『降霊』に似てる
前半全然乗れなかったけど後半は信用できない語り手のかんじで面白かった
でも『降霊』のが好きではあるな
女性キャラクターの個性があ…
黒沢清だと思って見たら、役者もセリフも舞台もフランス! ザ・おフランス! お母ちゃんの幽霊が露骨に出過ぎなのと、魅力的なダゲレオタイプ写真が魅力的な雰囲気だけでそんなに有効に使われてないのが残念だが…
>>続きを読むU-NEXTにて見放題作品として配信されていたため、鑑賞。黒沢清監督作品第14弾。青年ジャンは写真家のステファンの助手となる。ステファンは妻を被写体にして写真撮影をしていたが妻が亡くなった後は娘のマ…
>>続きを読む(C)FILM-IN-EVOLUTION - LES PRODUCTIONS BALTHAZAR - FRAKAS PRODUCTIONS – LFDLPA Japan Film Partners - ARTE France Cinéma