どこまでも孤独
なにをしても虚ろ
何かを達成してもそれなら、そこまでもできなかった人はなにを持つんだろう 何があるんだろう
生きていて何を得るんだろう 幸せはどこに
娘だけが生き甲斐なのかもしれない>>続きを読む
誰が悪いとかじゃない、脆く儚く美しく、純粋に生きてしまった 親がどうということよりも、触れてきた全てが存在を失い、幻に感じることが、彼女たちの生に対する欲望を奪ってしまった 生の喜びを知らないなら、消>>続きを読む
ずっと観たかった作品だけど思ってるのとは違った もっと『クリープ』的な方向に舵切ったやつだと勝手に思ってた
そりゃ逃げたくなるよな、自分もなんかいろいろ無理だしなあ
シャマラン節は豪快だけど、怖さ>>続きを読む
60年代の活気付いたアメリカ、まさに(これでも)田舎街の青年の一夜を写真のように切り取ったかのよう、ヴィヴィッドでエネルギッシュでナチュラルな心の揺れ動きを垣間見られる
それぞれがそれぞれの地味だけど>>続きを読む
世界観とか当たり前に好きだし、ティム・バートンが映画監督をやるきっかけだったスウィーニー・トッドのミュージカルを描くことそのものに、作品通しての愛を感じた
この作品舞台・衣装芸術監督がダンテ・フェレ>>続きを読む
存在しなかった未来ヘ
切望しても叶わない未来、そんなものがもし手に入るなら
オーロラの出現、親父と無線機での会話で、三十年の時を超え、失った時間を取り戻す
前半で親父が生き延びてしまい、これで話終わ>>続きを読む
大好きなアイアン・メイデンの曲『the Wicker Man』の元ネタで昔から観てみたかった作品
宗教絡みと知ってはいたし、カルトホラーともわかってたけど、納得させられてしまう感じがめちゃくちゃ恐怖>>続きを読む
明日の希望もない30年代アメリカ
反逆精神と金持ちからからの強奪で、当時の人達の鬱憤晴らしにもヒーローにもなり得たんだろうな
本当はそれだけじゃなくて、当時の情報の不透明性からくる彼らに対する大幅な話>>続きを読む
ほんと、こんな難解なキャラクター演じきれるのアンソニー・ホプキンスしかいない
何かの作品と並べられて知ったと思うんだけど肝心の作品が思い出せない
案外怖い系統ではないけども、違和感が確信に変わって、>>続きを読む
グロいというよりかシチュエーションスリラー
これがまたかなりクオリティ高い
終始トムに苛つくしそれも作者の手の上で転がされてる感がある アレクサンドル・アジャが制作プロデュースしてるというのも頷ける>>続きを読む
映画内の出来事は虚構だけどそれを作り出した思想は現実
まさに第四の壁壊しまくりで映画と呼んでいいのかすらわからない、理由のない嬲り殺し
俳優選びがうまくて、最初胡散臭いけど優しそうな少年たちが、白い>>続きを読む
クローネンバーグの映画というだけで観たから、デボラ・ハリーが出てきたとき目ん玉飛び出た
『スキャナーズ』みたいにド派手なグロを楽しむというよりは思想と今も世界の何処か裏の社会で平気で闊歩してそうな薄>>続きを読む
子供向けのファンタジーと思ってなんとなく避けてたけど、想像の数倍の完成度
マーティン・スコセッシの作品にしてはどこかドリーミーな空気感だなと思っていたらジョニー・デップが制作関わっていて、舞台もめちゃ>>続きを読む
山場も抑揚もない
けどここまで響く作品もある
なんかいろいろ疲れ果てたときに観て、沁み入る作品
心は不思議なもの
子どものしあわせは、自分の心のままでもあって
朴訥とした男の優しさが、息子の心を、そ>>続きを読む
急速に燃え広がる山火事と追手からの逃避行
この作品どっちかといえばこの山火事のクオリティとリアルすぎる追手二人の出で立ちとその冷酷さが作る立体的なスリルがメインかなと
メイキングで観たとおりかなり>>続きを読む
テリー・ギリアムの現実に即した非現実感のおかげですべての事柄が変にリアル 全体的にトラウマ植え付けかねない
もともとグリム童話もリアルに考えたら結構怖いよなあっていうものばかり(おとぎ話自体)だから>>続きを読む
『ティファニー〜4K』のオードリーで熱再燃
56年前の作品とは思えないくらいスリル満点で、同時にホラー映画じみたジャンプスケアもここぞとばかりぶっこんでくる
まじでいい意味で時代錯誤すぎる
あの真>>続きを読む
拘束する時間はまるで死んでいるようで、ダゲレオタイプで撮れば撮るほどその魂は現世に明確に囚われる
個人的にはただ健気にバイトしに来てたジャンがいつしか金に盲目になり、こちらも善悪が見えなくなっていく>>続きを読む
お転婆で脆くてでも優しくて気分屋で、そういうもの全てを含んだ女性の魅力、オードリーの魅力、ティファニーの魅力
女性が魅せる美しさとかかわいさ、そういうものってきっと女性のためだけじゃない
愛おしさ>>続きを読む
家族ってなんだろ
血が繋がっていなくてもそこに愛があるなら、そういうものなのかも
案の定ドタバタでこっちが恥ずかしくなるくらいのネタ感強いけど、ずっと芯にある描く路線がぶれないのが良かった
そう>>続きを読む
宗教と信心深さは関係ない
その言葉に、心は洗われる
人生一つに別れを告げ、再生の旅でも出会いの旅でもあって
誰もが間違いを冒し、誰もが怒りを見せる
ときに理不尽ですらあるけど、その向こう側に、区切り>>続きを読む
奈緒がすきで一度観てみたかった
彼女の花魁姿があまりにも素敵すぎて、それだけで個人的に最高に好きだけど、作品としても元々ドラマでやってたものの映画化らしく、各々詳しい説明なしで置いてかれることはなく>>続きを読む
労働者3部作のラスト、『マッチ工場の少女』に色合いは近い 堕ちるところまで墜ちて情け容赦ない感じがある
けどこの作品、というかカウリスマキのこの手のものは傍にずっとあった小さな幸せは、彼自身にとっては>>続きを読む
『エイリアン』と並べてSFホラーの金字塔として話題に出ることが多い分勝手に終末世界を想像してたもので、いい意味で全く違うこの感じ結構好き
『食人族』ぽさを感じさせる少々面食らうレベルの初っ端のグロの>>続きを読む
神は、信仰とは、と23になるまでずっとわからなかった
それが知りたくてキリスト教の大学を選んだのもある
実際に存在しないならなぜそこまで神にこだわるのか
心の拠り所とは
その答えはたぶんここにもあ>>続きを読む
平等であるためには、当事者そのものの意識も改革すべき だからこそのblack is beautiful
美しいな、とても
人のために生きる、命をかけて生きることってなんだろう、とても自分と同じ人間に>>続きを読む
案の定な内容だけど、b級ホラーたり得ないスケール感ある
事実エンドロール長い
ラストは、カイルとケイトリンの子どもかなちょっと申し訳程度にジャンプスケア入れてくるのもホラーの鉄則
カイルとケイトリン>>続きを読む
意外にも良かった
邦ホラー風のドロドロタイプで、ほとんどジャンプスケアがない にも関わらずクリーチャーやストーリー、お金をかけずに撮る工夫が見えてすこぶる良い
ある程度余裕があったのか、セットをほとん>>続きを読む
調べたらかなり事実とはかけ離れてるみたい 大枠含め曰く付きの潜水艦
とはいえこの映画が作られた時代、米ロ関係そんなに良好ではなかったはずだし、その中でアメリカの中でソ連のデリケートな内容を扱うのも勇>>続きを読む
ほんとカウリスマキワールド
彼の作り出す世界観がクセになる なんか好きなんだよな
淡々と冗長になることなく描きつつも、若干のカットの長さとかライティング等で無表情なのに豊かな感情を描く
世界はどう>>続きを読む
美しいシェルブールの町並みと、ノスタルジックな内装、服装
切ないながらも確実な現実を謳う愛の行く末
絶対はないもの
運命の相手はわからなくても、運命のすれ違いは無慈悲にも存在する
しあわせは、手に入>>続きを読む