チリの闘いに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「チリの闘い」に投稿された感想・評価

RIO

RIOの感想・評価

4.0

人民勢力の萌芽
プロレタリア階級による意識改革
搾取されることに妥協を見せる人間
そうではなくて
自立してこその労働とする
まさに原点回帰

サルバドール・アジェンデ大統領は
反帝国主義であり平和革…

>>続きを読む
べらし

べらしの感想・評価

3.6

クリス・マルケルへのいや増す信頼感
そこに「語るべき事実」のある限り

1,2部の「9/11」に向けて加速されてゆく圧倒的ストーリーテリング(Shootしていた者の視点で"Shoot"されて第一部が…

>>続きを読む
ふかい

ふかいの感想・評価

3.6

本当の悪者(左翼政権を打倒し新自由主義を根付かせようとするあまりファシズム政党にまで資金援助をしてしまう帝国主義の権化=アメリカ)の顔は全く見えず、市井の人々に対するインタビューが延々と続いていく。…

>>続きを読む

わたしたちはすでに、1973年9月11日のクーデタによって悲劇的な終焉を迎えたアジェンデ政権のあとに訪れた、さらなる悲劇の顛末を知っている。それだけに第三部で民衆の力(poder popular)を…

>>続きを読む
kam

kamの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

すごい映画。というより編集、演出に優れた映像資料か。いや、やはり作者の意図がしっかり読み取れるあたりは素晴らしい映画だろう。

資本主義を全身で浴びている日本人にとって、社会主義、そして共産主義は、…

>>続きを読む
三部作合計で263分のドキュメンタリー映画。我ながらよく観ました。

首相官邸や国会議事堂が爆撃される映像はとてもショッキング。

素晴らしい。
途中寝たにも関わらず、自分の中の特別視してしまう監督の1人になった。
ヒロ

ヒロの感想・評価

4.0

チリはなにと闘ったのか?

資金提供に次ぐ資金提供、数多くのCIAの潜入、あらゆる手段で議会を侵食し実質的に右派を操縦するも正当手段でのアジェンデ弾劾は失敗。そして次に取り組んだのが、資金提供を餌に…

>>続きを読む
何が正しいのか揺らぐ。
客観的に見ればそれは一目瞭然なのだけれど、渦中にいてそれを貫けるか。

不勉強でチリの内情をあまり知らずに鑑賞。
パンフがかなり副読本。
TsutomuZ

TsutomuZの感想・評価

3.8
「労働者」賛歌
「人民政府」鎮魂歌

冷戦が終わり、ソ連が解体し、トランプアメリカ大統領の時代に見る、帝国主義との闘い。

あなたにおすすめの記事