べらし

チリの闘いのべらしのレビュー・感想・評価

チリの闘い(1978年製作の映画)
3.6
クリス・マルケルへのいや増す信頼感
そこに「語るべき事実」のある限り

1,2部の「9/11」に向けて加速されてゆく圧倒的ストーリーテリング(Shootしていた者の視点で"Shoot"されて第一部が終わるというというおそろしさ!)と比べると3部はややリリカルに流れて生硬、蛇足な感じもしないでもないが、カメラマンがその後軍事政権によって行方不明になっている事実を知るとレクイエムとして製作せずにおれなかったのだろうなと思う
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