歴史が激動する時。
その記録の克明さが驚異的。
1973年チリ。階級の対立、政権転覆工作、民衆の声と行動。起きている事実が、明快な構成で示されていて素晴らしい。
実力行使が迫る空気が伝わってくるし…
取り返しのつかないスピードできな臭くなっていく時代の空気をあまりにも克明に捉えたこれぞドキュメンタリー。面白いかどうか以前に資料的価値だけで必見な作品。あらすじに並んでいるゴリゴリの熟語群が実にふさ…
>>続きを読むいやあ、凄い
凄い映画を観てしまった
3部作計246分
しかし時間すらも忘れて画面に没入してしまいました
熱狂する民衆
陰謀の渦は政府を飲み込み
動乱はやがて全土に
緊迫した明日は未来に何を示すの…
非政治的でいられることは幸福の一要素だと思っている。追い求めるものが個人の裁量の範囲に収まっているということなので。この映画で、それがどれほど貴重なのかと感じ入った。
第三部の労働者の人たちはみんな…
1部
すんごい…「記録映像なので思ったことを言ってください」と言われてるとはいえ、支持政党に対して確固たる信頼を預け、自分たちの生活を守ろうとする民衆らによる闘争。ブルジョワの買い占めにより食料不足…
「国家は労働者のため」
フォロワーさんのご厚意でやっとこさ観られた。ありがてぇ、ありがてぇ。
4時間ちょいの長尺もなんのその。なんという熱量。
9月11日という日は国によって思い入れが違う。
命が…
“チリの闘い”は、アジェンデ大統領率いる人民連合政権(1970~73年。マルクス主義を掲げて、世界初の社会主義政権が誕生)時代の騒擾に満ちた最後の数ヶ月を記録・再構成した作品。
(解説より)
圧倒…
9月11日、それはあの日以来アメリカにとっては「テロとの闘い」を意味する重要な日なのかもしれないが、チリにとっては希望の芽が潰え、そして悲劇が開始された日を意味する。ベトナムの大地を枯らしたアメリカ…
>>続きを読む(c) 1975, 1976, 1978 Patricio Guzmán