両親を亡くした姉弟の危険な戯れと愛を描いた作品。
しょっちゅう喧嘩をしながらも、互いがなくてはならない存在となっている姉弟。
弟に執着する姉の狂気、近親愛の不条理と破滅を描いている。
2人の喧…
ジャンコクトーが原作、脚本、ナレーションを務め、ジャンピエールメルヴィルが監督した恋愛映画。病気がちな弟を介抱する姉の話。
同性愛×近親愛というまさに偏愛すべきジャンルを描いた破滅的な作品でした。…
メルヴィル監督の硬質な演出とジャン・コクトーの詩情豊かなイメージが融合した野心作だが、コクトーの支配力の強さを感じる作品だった。破滅に向かう子供部屋の死のイメージを幻のように描く幻想的な描き方は『オ…
>>続きを読む私もエリザベートになって人の恋愛模様をぐっちゃぐちゃにしたいな。コクトーのナレーションがちょっと入りすぎていて気になる。映画というより詩の朗読と演劇。メルヴィルの作品ではあるが、美術などコクトー色が…
>>続きを読むまずトンデモ姉弟。「さらば、佳き日」と違うのはめっちゃ喧嘩するところ。別に直接的な性描写があるわけではないので生々しさはそんなにない。禁忌をおかしている嫌悪感が少ない。あと、何かちょっと笑えてしまう…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
最初の雪合戦のシーンが1番美しい映像のピーク。そこに出てくる男の子となんやかんやなるのかと思いきや、そこからは一度も映像に出てくる事はなく、ラストはサスペンス展開なので最後まで不思議な気持ちで見た。…
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