マルグリット・デュラスのアガタの作品情報・感想・評価

マルグリット・デュラスのアガタ1981年製作の映画)

Agatha et les lectures illimitées

製作国:

上映時間:86分

ジャンル:

4.0

『マルグリット・デュラスのアガタ』に投稿された感想・評価

nyako

nyakoの感想・評価

3.8

アガタという別荘で男と女が語りあう。
冬の暗い光に照らされ、曇った窓から見える海辺。
二人は兄と妹。
女性は愛しながらも別れを決意しているようだ。

ほぼ二人の姿は映さず、建物とそこで流れる会話。

>>続きを読む
Sari

Sariの感想・評価

-

愛を追求した作家、また実験的な映画監督としても知られるマルグリット・デュラスによる、眼に見えないもの(映画)を追求した愛の朗読劇。
自身の著書『死の病い・アガタ』を基に、海辺の古びたホテルに兄と妹と…

>>続きを読む
デュラスでは、コレが1番好きかも。

死んでるカメラの動きが、リアル。
自分の眼の動きと同期してしまった。

再発待ち。
#4

めちゃめちゃ好きだった、学校のレポートに書いたからどこが好きだったかははしょるけど、長いなとは思った、やろうとしてること自体はすごい面白いんだけど、ちょっと冗長かも
お

おの感想・評価

-

この映画を本当に享受するには『ドライブマイカー』の車中の語りと同じように耳で聞き取れないと、字幕を目で追っててはお話にならなそう。それがデュラスの映画を退屈にさせる原因だとやっとわかった。イメージ否…

>>続きを読む
kere

kereの感想・評価

-

よく似た二人の男女の声、彼らは想起する 彼らは幼少期から今に至るまで過ごしてきた二人の時間の記憶を語らう 愛がどのような形をとって現れてきたか語らう 「目を見たいという欲望を何と呼ぶのかわからない」…

>>続きを読む
EnCeTempLa

EnCeTempLaの感想・評価

4.0
極めて静かな映画。ふたりの心理を描く映像。時に溶け込み、時に反発して詩的な時間を刻む。素晴らしい。
m

mの感想・評価

-
Brahms : 16 Waltzes Op. 39 No.2, No.15
海岸風景の映像の上に男女の詩的な遣り取りのナレーションが重ねられる。人物はたまに女性が出てくるだけだが彼女は演じているというよりかはただ存在を芸術化している
いしが

いしがの感想・評価

2.0
映画というより映像付き文学みたいな。
80分だけどこういうのは長く感じてしまう。

始:原作のト書き。ホテルの中。ドア。窓の外は海。
終:青空。三本の木。地面の泥までティルトダウン。

あなたにおすすめの記事