自らのルーツを探るイーダと叔母のロードムービー。
孤児院で育った少女は長い間音信不通だった叔母にユダヤ人で本名はイーダだと告げられる。
憂いを帯びたイーダの表情が複雑な心情を表していた。
全編…
このレビューはネタバレを含みます
戦争の犠牲になった両親の痕跡を探すロードムービー。
主人公は見習いの修道女で、おばさんは元レジスタンスメンバーと設定モリモリ。
モノクロで撮影、スタンダードサイズの画面に独特な構図の撮り方と、ちょっ…
ベルイマン的な絵の綺麗さを感じて観ました。
とにかく絵がよいです。
ストーリーは、淡々と、多くを語ったり何かドラマチックな展開があるわけじゃないけど、静かにいろんな感情が描かれてました。
ポーラン…
舞台は60年代のポーランドだが、第二次大戦中に起きたポーランド内の反ユダヤポーランド人によるユダヤ系同胞の迫害虐殺事件の傷跡を描いた作品。
この悲劇により孤児となって修道院で育った少女が、唯一の肉…
2021年199作目
自分のルーツを知るお話。
ここにいるということは両親がなんらかの理由で自分を預けた訳だけど、死んでしまったのか、はたまた捨てられてしまったのか…やっぱり知りたくはなるよな。
…
60年代を舞台にした60年代のようなフィルムワークで製作された一作。シンプルに孤児として育った少女の物語だと思っていたら、叔母さんから「ユダヤ人よ」と云われてコッチまでビックリした……というのは秘密…
>>続きを読む「イーダ」
〜最初に一言、大傑作。2010年から19年の間の10年間で公開された映画の中で、私が選んだ10本(ベストテン)の中の1本で大好きな映画である。冒頭からラストまで文句のつけどころがな…
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