たくさんの映画レビュー・感想・評価

たく

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関心領域(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

事前の予想を超えてくる内容だったかというと、予想通りの内容ではあった。
けど描き方がよい。あ、見せないんだ。となる。
音と、煙と、流れてくるものと。知ってる人は気付けるし、知らない人は何のことか分から
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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2/3くらいからやっと面白くなるかなあ。
目玉がちょいちょいくり抜かれるのとかパイプ通ってくるのとかは笑っちゃう

子供向けではないけど、なんとなく戦後ほんとにあったんじゃないかくらい思わされるストー
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シティーハンター(2024年製作の映画)

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もっこりアクションだった

漫画アニメ見たことないのであれなんですが、、うまく、おちゃらけとマジな対比を描いてたんじゃないかなあと思います

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.4

よかった〜〜
まあ、いろいろと「またそんな感じね」って思いたくなる部分はあるんだけど、個人的にはそのダサさがうま〜く薄められた良作になってた。

っていうか、ジミーは自分なのか!?って思っちゃうくらい
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

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ゲームの発売発表から遅れに遅れるで有名なグランツーリスモの映画化で、見てたら、そりゃ遅れるわ!と思うこだわりっぷりなんですね

カーレースのシーンとしては個人的にはフォードフェラーリの方が凄かったと思
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横道世之介(2013年製作の映画)

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久しぶりに観た。
大好きな作品が、より好きになった。
自分にとっての横道を探すが、自分は横道になりたいのかもなあと思う。

フィルムカメラは、昔見た頃は分からなかったが、今は横道の駆け抜けたくなる気持
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正欲(2023年製作の映画)

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水かあ。
水による快感の描写はもっと足してよかったんじゃないかなあと思いました。

友罪とか、酒鬼薔薇聖斗の事件などを思い出さずにはいられない作品だった。

もっと描き方がよければ怪作になったと思う。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

悪は存在するのか、しないのか、そんな話ではない。
そう思う一方、露骨なまでに赤く染められたNOTの文字と、青い湖、雪原のような、EVIL DOES EXIST の文字。NOTを血が塗られた赤のように捉
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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You can’t wake up, if you don’t fall asleep.
の歌詞を読むと、なるほど、そういうことかなあ、と思える。

ウェスアンダーソンが最近あれなのは、ウェスアンダー
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永遠のジャンゴ(2017年製作の映画)

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生い立ちからの伝記というよりは一時期のジャンゴラインハルトを描いた話

戦争に音楽が搾取されるのは許せんなあと思う。
生き延びるためにギターを折ってしまうのがサラッと描かれてるけどあれはかなり苦しいだ
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ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

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ちょっとお芝居がtoo muchな感じがしたのと。そこまでアメリカとの対決というより、時代と闘っていた感じの内容。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

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面白かった。
ホラー映画の顔をした、ハードボイルドアクションコメディだった。そしてまさかの実話もの。

ちゃんとヴァチカンであかんことがなされてるのも描いてて面白い。
あれくらい罪を軽く赦してくれるな
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

おもろかった〜。やっぱりグラシネサンシャインのIMAXで観て大正解だった。。
観えてるものが違いすぎる。映像体験。アトラクションの領域。

1で散々作られた土台が分かっていれば、お話はめちゃシンプルな
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

Part2を楽しむために、もう一回ちゃんと観よう。と思い決意。公開時の感想は下にコピペしました。大違い笑

ちゃんと登場キャラクターおさえて、映画で描かれているセリフのない演出の意味を分かった上で観る
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52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

1.5

ほんとにほんとに残念な映画だった。
実家に原作があったから、観終えてから、そもそも原作で描かれてることなのか、映画の脚色なのかチェックした上で、それでも残念だった。
ミヤタさん、浅田さんと杉咲花さんの
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

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スヌープ、、犬、、ドッグ、、スヌープドッグ!?
とか、50Centがかかったりで、ヒップホップが好きなことは如実に伝わった。

事実はどうなのか、ということを追求するのは必要なことだと思うが、「そのよ
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嘘発見器にお任せを!(2011年製作の映画)

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ピーだけでツッコミになってるのおもろいなあ。嘘ついて謝るのが早いからそのテンポのよさでさらにおもろい。

オチも適度な下品さで、ほんとに質のいいコントって感じ!

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

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久しぶりにちゃんと気持ち悪かったなあ〜。

これ女性監督だったらいいのになあ、と思ってたけど、やっぱ男性だよね。っていうかアレックスガーランド監督だったのかあ、、
なんか男性の嫌な部分を出してはいるけ
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システム・エラー(2020年製作の映画)

4.1

面白い。最新のAIが出てくるかと思ったら全然レトロな感じ、でも一応機能はしてる。
「ジョークだと、、?」ってシドに影響されて自分でアップデートしようとするものの、デモン(daemon/OSのバックグラ
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.3

徐々に心が戻っていき、息子と触れ合うなかで新しい自分にも出会ってく過程がとてもよい。
ジーンに会って、過去の自分を思い出してしまうとこ、どれだけ愛していたかを思い出してしまうところ、いまだに彼女を所有
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ウォッシュ・クラブ(2016年製作の映画)

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おもろそうやな、があかんわ!になって、大問題になって「初めは悪ふざけだったんです」って謝罪する感じのムーブの話でした。

イギリスの大学生たちの感じがリアルでよい

ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー(2023年製作の映画)

4.7

咽び泣く。
いろんなこと書きたいけど、言葉にするよりも、彼の音と、この映像を観て感じ取って欲しい。

Be you. に胸打たれた。

目を閉じて難しい顔して、1音を探す。

カーネギーホールの重ねる
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雪山の絆(2023年製作の映画)

3.9

面白かった。ずっとしんどいシチュエーションが続き、どんどん亡くなっていくのがつらいから、ちょっと観てて、ホラーとかスプラッターとか観るよりよっぽどつらい気持ちになったけど、誰かしらは助かるのが分かって>>続きを読む

スリムになる4つの簡単な方法(2016年製作の映画)

3.8

短めのダイエット版500日のサマー(違うか)

同じ景色で悲観的に観る主人公と、それをポジティブに捉える女の子のとこが好き。見方が違えばこんなにも世の中素敵になるって教えてくれる。
テンポもいいのでサ
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レッド・ノーズ・デイ・アクチュアリー(原題)(2017年製作の映画)

4.2

久しぶりのキャストが集まり、必然的に子役だったあの子たちは大きくなってて、相変わらずのジョークもあるけど、最近のブームに沿ったギャグもあり、かわいい。

イギリスの首相の最長任期って何年、、??

やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.5

最初「震災を借りて描く必要あるのか?」と疑問に思ってたけど、なんとなく最後のシーンを観てて、この映画は、別れを伝えることなく自分の中から去ってしまった人たちへのgriefな感情と向き合ってる映画なんだ>>続きを読む

軌道の上の恋(2013年製作の映画)

3.8

音楽がよかった。(Graham Hadfield)なんかエターナルサンシャイン的で。

ノーウェアボーイのポールで有名な(みんなラブアクチュアリーなのにあえて)トーマスくん出てて、あら久しぶり〜!って
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.3

30分くらいして飽きてきて
途中で「marvelでこんなCG露骨なの久々だなあ、、」って思うようになって
なんかごちゃごちゃしてるなあ、結局誰が何のなんなんだっけ、、と思い
ソジュン!!!
ソジュンど
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市子(2023年製作の映画)

4.0

展開もお芝居もよくて面白かった。
でも見終えてから咀嚼してると、ふと、いや一番不幸なのは月子じゃないのか、と思ってしまった。

当然介護の大変さとか、そもそも市子を戸籍登録できてない親が悪いとか、いろ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.9

三宅監督と瀬尾まいこさん好きなので観に行ったら、女性客が多く、隣の方が「ジャニの映画と思えないくらいのおじさんとかいるね」と言われてて、あっそうか!と思った入り口

良かったけど、淡々と描きすぎてるか
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

生きることの悦びをどんどん見つけていくベラ
自分が”所有している”と思っているもの/人に固執し続ける哀れなるものたち
テーマであろう音楽が本当によい

前半は『籠の中の乙女』に近いテーマのような気がし
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

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あんまり記憶に残らなさそうな映画でしたわん。。

岡田くんが出よったときに、あれこれ別の映画流れてないか?って一回タイトル確認し直した。

天童よしみの「生理上がってこのかた、血見んのほんまに、いやや
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

エンドロールが切なすぎて泣いちゃった。
はっきりとアウティングしたわけではないけど、保健の先生の方法は間違ってたよなあ。

どういう感情であのシーンなのか、とかを描かないところがよいです。

prim
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.3

2024年最初の映画。
結局分かんないのが1番怖い、をめちゃめちゃ上手く表現した映画だった。
サブスクがメインストリームになって、friendsもレンタル屋行かないでも何周もできる世の中になって、支払
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