自分を自分たらしめるものは何だろう?
たかが出自の情報だけで否定されたり、あっというまに変えられてしまう。
自分を理解すること、しっかりと軸を定めて自己を保つことは重要ではないのかもしれないとさえ…
「もうひとりの息子」
本作はユダヤ系フランス人であるロレーヌ・レヴィが監督と脚本を務めた2012年の作品で、DVDで鑑賞したがなかなか良かった。本作は第25回東京国際映画祭で東京 サクラ グランプ…
『もうひとりの息子』子供の取り違えによる、家族や民族、アイデンティティーについて考える映画。複雑なパレスチナ問題も分かりやすくしていて見やすい。さすがに描くべきことが多すぎ散漫になった感はあるが、観…
>>続きを読むファンタジーだなと思った… 実際にこのようなことが起きたら、状況的にも精神的にももっと大混乱に落ちるだろう。パレスチナ家庭のヤシンがパリで学生をしているせいか、一番洗練されていて、堂々としているのが…
>>続きを読むもし、自分があるいは息子が17歳になるまで産院での取り違いに気づかずに生きてきたなら?
しかも言葉も宗教も国の豊かさまでも異なる憎しみあうイスラエルとパレスチナという占領している国とされている国同士…
イスラエル人とパレスチナ人の子どもが出生時に病院のミスで取り違えられてしまい、それぞれもう一方の家庭で育てられてしまったら…という設定の話。
「ユダヤ人とはだれか?」問題
イスラエル国籍の2割はア…
SoLo Films