前情報無しで見たらまさかの実際の事件を元にした映画だった。
まず、修道院が物語の軸になるわけだが前述した通り無知のまま見たので最初は18世紀19世紀の話か?と思ってたわ。どうやら現代らしいと気づく…
「祈りとは 心の所作」
やりすぎやベタが偶に傷ですが、この監督は映画が本当に上手です。信じてください。
特に、計算された人物配置は流石と唸る程です。
また、ラストシーンでの車内の長回しズームか…
このレビューはネタバレを含みます
丘の上のポツンと修道院
俗社会から守られてると信じている修道女‥と言うより現代社会から解離してる修道院。
里親の元を離れてドイツで働いていたアリーナは心を病み愛するヴォイキツァのいる貧しい修道院…
文化、宗教観の違いが多すぎたのもあるのか、終始なんてこったの気持ちで視聴していました。
アリーナの自分勝手な怒りや関わる人々の悪意の少なさがあまりにもリアル。
どんなグロ描写より、人間や社会そのもの…