(35mm/109分版)
気絶した女性を男性が代わる代わるに介抱する様をボーイが勘違いするのはサイレントだから成立するギャグだ。登場人物がジェスチャーをしなくてはいけない状況に追い込まれることで、観…
上映題『イタリアの麦藁帽子』
ルネ・クレールの初期作品というだけでなく、アルバトロス映画社の、決して多くはない制作作品のひとつとしても貴重。
特権的な身体能力に基づくアメリカ的サイレントコメディとい…
「自由を我等に」(1931)「巴里祭」(1932)のルネ・クレール監督がサイレント期に作ったコメディ。
結婚式へと馬車を走らせる新郎ファディナール。しかし落とした鞭を拾っている間に馬が道端にあった…
狂騒とエネルギー。世間は狭く、登場人物が強引に繋ぎ合わされた挙句ラストでセネット的に入り乱れてぐちゃぐちゃになる感じと見事に追跡を撒くシーン(傘!!)の滑稽さは見応えがある。家具や人物の高速移動とい…
>>続きを読む蓮実重彦がベストに選んだのも納得の艶笑劇
鳥飼さんの生ピアノも素晴らしかった
アフタートークにて、山田宏一が安心して見れるアバンギャルドと評していたというように、実験的なショットが混じる
群衆を俯瞰…
あ〜こうゆう純粋なコメディ映画大好きですね。
壮大さはないしメッセージ性自体はそこまで多いわけではなく、ただただ結婚式と重なってしまった一大事。人々の反応を楽しみつつも本作の抱えている問題がプチ爆発…