夏の嵐に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『夏の嵐』に投稿された感想・評価

 重厚なロシア文学のアダプテーション。罪悪感と”生存本能"の負のスパイラルに陥るジョージサンダースが良い味を出しているのと、エドワードエヴェレットホートンがコミカルながらペーソスを漂わせた驚くべき境…

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ジョージ・サンダース演じる判事の弱さと保身ゆえの行動(できなさ)の果てに行き着く、郵便ポストの悲喜劇。ラスト、見せ場になるはずの「撃たれる」アクションすら画面の外で起こる容赦のなさ。そしてぞんざいに…

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直球で面白い。イコンの後ろに盗んだ宝石を隠す、というディテールが非常に良い。また、殺すときに手だけが見えている、という映像トリックも馬鹿げているが面白い。


・ジョージサンダースもロシアから亡命し…

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【詳述は、『ステキなパパの作り方』欄で】歴史⋅階級、時制、ファムファタール、ややゴタゴタしてるが、女たちのサガの自覚と透徹した意志の力の描出は、見事。
最後のシークエンスが良かった。出版社、郵便制度という新時代の象徴。二つの時代を貫くのは紙に書かれた文字というのはなんともインテリ的だけど、二度落ちる結婚パーティーのカードの落ち方がいい。

出版社を訪ねた没落貴族が電話中の編集長の目を盗み見ながらタバコを数本こっそりと鞄の中へ入れ、その行為を知りつつもなお「タバコはいかが?」と声をかける編集長に若干の動揺をしながら一本だけタバコをカバン…

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チェーホフ原作。ロシア崩壊後のソ連。没落貴族が農民の娘に惚れるが、これが上昇志向の強い悪女。男を利用し、果ては殺されてしまう。殺したのは誰か。ミステリー仕立ての悪女もの。エンディングの郵便ポストがユ…

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使用人の女の人が泳いでくる船屋みたいな場所がめちゃ良かった。
magnolia

magnoliaの感想・評価

3.2

peddle's hands

全体的に音楽がステキ、併せて結婚式が素晴らしい、歌にのせる牧師の祝詞、十字架のキリストへのキス、新郎新婦双方の戴冠など、初めて見る儀式がどれも素敵だった

まー何とい…

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oVERSON

oVERSONの感想・評価

4.1
誰もロシア語を話さないし、ロシア人に見えない俳優陣だけど、リンダ・ダーネルの悪魔的な誘惑にはゾクっとする。それぞれの人物の辿る結末がバラバラで面白い。
2021-556

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