冷蔵庫とプリンター

夏の嵐の冷蔵庫とプリンターのレビュー・感想・評価

夏の嵐(1944年製作の映画)
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 重厚なロシア文学のアダプテーション。罪悪感と”生存本能"の負のスパイラルに陥るジョージサンダースが良い味を出しているのと、エドワードエヴェレットホートンがコミカルながらペーソスを漂わせた驚くべき境地に達していて素晴らしかった。「あの日のダンスカード」がゴミ箱に捨てられるラストは『市民ケーン』を想起させる。