13回の新月のある年にに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「13回の新月のある年に」に投稿された感想・評価

麻婆

麻婆の感想・評価

4.6

このレビューはネタバレを含みます

遅らせながらニュージャーマンシネマに到達。
ヴィムヴェンダースまだ見ておらず、初が今作。

後半にかけて言葉の入れ方(手法)や、ショットの良さが爆増していく。個人的には首吊り自殺の会話が大好き。

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tntn

tntnの感想・評価

5.0

ファスビンダーの中でも特にこれは何回見ても評価や見方に困る。
フランクフルトの街並みそのものが重要な要素で、アントン・ザイツが暮らす金融街と、エルヴィラたちが暮らす庶民街の位置関係を繰り返し強調して…

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jamming

jammingの感想・評価

4.2

アルモドバル映画を
哲学にした感じと思ったけど
ファスビンダー映画から
哲学をとったらアルモドバルかな
どっちでもいいか、、

監督の思いが
ものすごく伝わってくるので
これは監督自身の話なのかも

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ます

ますの感想・評価

4.7
ここまでストレートに死を意識させる作品初めてかもしれない

初ファスビンダーえぐい
8Niagara8

8Niagara8の感想・評価

5.0

アイデンティティの揺らぎ。
自分が人間社会が定める枠に収まらないという途轍もない不安感や絶望感に気づき、蝕まれる。
そうした不安感が延々と根底に沈澱し、段々と顔を出し支配する。
そうしたネガティヴな…

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benno

bennoの感想・評価

4.1

ファスビンダー監督作品…12作品目…。

新月が13回巡る年と7年おきに来る太陰年…その両方が重なる年に起こり得るのは惑乱か…??

エルヴィラというトランスセスシャルとエルヴィンの男性性が交わる…

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このレビューはネタバレを含みます

エルヴィラは僕らの代わりに死んでくれたのだと勝手に思う。
エルヴィラの境遇は誰よりも絶望的のように思えながら、インタビューの内容は普遍的で、多くの人間に当てはまるようなものだった。
エルヴィラの人生…

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ただただずっと愛に切実で、エルヴィン/エルヴィラの最後の音声の、生と死と、愛とは幸せとはの言葉は、生きた人の純粋なスーッと入ってくる言葉で本当に切なくて、自然で、ぶわ〜と泣けた。。。
まさに、不安は…

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あ

あの感想・評価

5.0

2023.3.26初鑑賞

愛する人のほんの一言で、性別を変えてしまうほど愛に飢えた孤児のお話。
出会う先々にいる人々の素性が徐々に明らかになるにつれて、何がエルヴィンをエルヴィラにしたのかという確…

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u5p9pihy

u5p9pihyの感想・評価

5.0

自分の恋愛映画ランキング完全に塗り替えられた。性自認関係なく、最後純粋に愛を語るところに胸打たれた。号泣。
「私が痛みを身にまとうのは、普通に生きたいから、多分。それを人はマゾヒズムだと言う。でも私…

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