よみがえるブルース/トゥー・レイト・ブルースに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「よみがえるブルース/トゥー・レイト・ブルース」に投稿された感想・評価

二兵

二兵の感想・評価

3.5

ジョン・カサヴェテスの初期レア作品。特集上映にて鑑賞。

インディーズで燻り続けるジャズバンドマンの葛藤を描いた、一見よくある青春映画である。
だが、ホモソーシャルな構図を撮りながらも、彼らに寄り添…

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kentarism

kentarismの感想・評価

3.5

アメリカの影は映像的にも気になるところが多々あって楽しめなかったが、次作のこちらはいきなり完成度上がっている。

後の作品にも繋がる演出が多数あり、カサヴェテス味がしっかりあった。スタジオとの仕事と…

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cyph

cyphの感想・評価

3.6

メジャー1作目(自身の監督作としては2作目)でいきなりこんな迷宮みたいな映画撮るのなんなん となる ブルース映画なのにひとがひとを殴る音が響きすぎてボクシング映画だっけ?となった みんな大好き突然の…

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終盤、排水溝視点から女の苦悶の顔撮るのダリオ・アルジェントっぽい。草野球で一緒に走るの眩しすぎる。
o219028t

o219028tの感想・評価

4.0

人間の真実を人物の内部からとらえるのではなく、人物の外部からとらえようとする。顔の上、顔の一要素の上、顔貌化されたオブジェの上になされるクローズ・アップは、未来を予見する時間的な価値をもっている。そ…

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ふかい

ふかいの感想・評価

3.8
各々が各々の男性性に取り憑かれていて、その抑圧の中で生きるしかない一人の女性。殴るシーンでの独特なカット割りはこの頃から片鱗を見せている
MaTsuMo

MaTsuMoの感想・評価

4.0
すっごい良かった。主人公がクズな加山雄三って感じでよかったな。
菩薩

菩薩の感想・評価

3.9

ゴーストと言うからアルバート・アイラー的な何かと思いきやもっとカチッとしたジャズミュージシャンの話で、かつ型にハマるのを嫌う商業性と芸術性、経済性と自主性の相克の話でもあり、男らしさの金型の中でもが…

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Kumiko

Kumikoの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンのむなしさ
Too Late感

パーティで出会ったジャズミュージシャンの男と駆け出しシンガーの女、ふたりだけで抜けがけ→女の家にいく→雰囲気よくなる→男「身売りするようなマネやめろ!明…

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comet

cometの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

メジャーで撮った失敗作かと思い込んでいたので その多面性、複雑なキャラクター描写などなど 芳醇な語り口に驚愕。身につまされる主人公の“痛さ”と ラストシーンに漂う虚無感がたまらない。

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