題材が題材だけに、こういう言い方をするのは不謹慎かもしれませんが、純粋に映画として面白かったです。
過去・現在・未来という三つの時間軸と、オッペンハイマーとストローズという二人の人間の主観を通して語>>続きを読む
1作目は引き込まれなかったけど、今作は素晴らしい!音も映像も一級品。IMAXで観て良かった。
次のアカデミー視覚効果賞は確実に今作だろうな。逆に公開が早まってたら、マイゴジは視覚効果賞取れなかったの>>続きを読む
なんとゴダールの遺作だそうです。
しかも20分しかありません(!)
詳しくは省きますが、映画なのか予告編なのか、はたまたメイキングドキュメンタリーなのか、もはやまったくわかりませんでした。なんとい>>続きを読む
殺し屋を主役にしたフェイクドキュメンタリーだが、タイトルからしてファンタジー、マンガ寄りかと思わせておいて、実はフリーランスの仕事人あるある、そして社会に馴染めないはみ出し者の生き方を描いた、とても誠>>続きを読む
ブラッドリー・クーパーは、破滅型の天才を演じさせると、良い意味でハマる俳優だと思う。
『アメリカン・スナイパー』では、凄まじい狙撃能力を保持する天才だが、PTSDに悩まされ、壊れてゆくスナイパー、>>続きを読む
ケイト・ブランシェットがカリスマ指揮者を演じるということで、オーケストラの荘厳な演奏場面を期待していたが、そういうシーンはほぼ無し。ターと周囲の人々の交流や彼女の日常が、映画の大半を占めている。
な>>続きを読む
米国本国での凄まじい悪評を聞いて、ちょっと身構えての鑑賞となったのだが、なんですか、面白いじゃないですか!
派手な作品ではないし、たしかにヒーロー映画としては物足りない部分はあるけれど、キャラクター>>続きを読む
観終わった後にずっしりと重たい気持ちになる作品だった。。。
杉咲花の、切なく、健気で、それでいて空虚な瞳の演技に心を打たれた。
フィクションではあるが、この映画の市子のような例は、現実に数えきれな>>続きを読む
今さらながら観ました。
『羊たちの沈黙』で知られるジョナサン・デミ監督が撮った、伝説のバンド・Talking Headsのライブドキュメンタリーです。
Talking Headsについては、CDを>>続きを読む
キャストもスタッフも当時の面子で固められた今作、紛れもなく、555の物語でした。たっくんも真理も海堂も、みんな良い意味であの頃のままの印象。役者陣主導による企画から始まったそうで、脚本についても彼らの>>続きを読む
面白かった。ヒーローものというより海洋版インディ・ジョーンズとでも呼ぶべきバディ・アドベンチャーものだったが、
エンターテイメントに振り切った愉快な作りになっているので、全く飽きなかった。前回よりもホ>>続きを読む
テレビ版本放送時は、ぺーぺーの学生として、21世紀のファーストガンダムをリアルタイムで楽しませてもらった身です。
結論からいうと最高でした。20年待たせてもらった甲斐があったというもの。良いところも>>続きを読む
突然だが、人はなんのために生きるのか、と問われたとき、あなたはどう答えるか。幸せになるためだと、殆どの人は答えるかもしれない。では、その幸福とは如何にして得るものなのだろうか。稼ぎと社会的地位を得られ>>続きを読む
⭐︎レビュー1100本目
冒頭の、運ばれるゾウの汚い場面が、この映画が如何なる内容の作品であるのかを、ありありと語ってくれている。ここで脱落する客は、この先に待ちうける"バビロン"の門を潜ることは決>>続きを読む
某ミリタリーアクションゲームの登場人物に
『敗者は戦場から解放されるが、勝者は戦場に残る。そして生き残った者は、死ぬまで戦士として人生を全うするのだ』
という台詞がある。今作における主人公ランボーの立>>続きを読む
お腹の上に毒ヘビが乗っている、と思い込んでベットから動けない男と、それに真剣に付き合う医師の話。なんだこの茶番は?と思ったが、メインキャラの名前が実在した飛行士から取られているあたり、もしかして戦争の>>続きを読む
3本の短編のなかでは一番わかりやすい。
ネズミ捕りの男がそもそもネズミに似てる、というのにまず笑う。痩せ細ったネズミは気持ち悪かった。途中、なんで人間にネズミ役をやらせるんだ笑
イジメの話。列車に轢かれそうになる場面は、汽車が通り過ぎる中、真顔で早口説明するのに笑ってしまった。(実話なので本当は笑えないのだが…
ラスト、白鳥になり、撃たれてしまったピーターの姿があまりにも痛>>続きを読む
ヴェンダースが捉えたニューヨークの街。最初のカット、近未来っぽい白いトンネルの中の動く歩道に乗せてヴェンダースの独白があるのが、まさにヴェンダース映画観てるなという感じ。内容的には『ハメット』と『こと>>続きを読む
ヴェンダースが見たドイツの街の風景。固定カメラで、アパート群、行き交う自動車、渋滞の列、走る列車などを捉えている。ストーリー性は全く無いのだが、車の動きなどになにかしら物語を見出そうとしてしまう自分が>>続きを読む
ヴェンダース初期短編集にて鑑賞。
銃を持った男がヨタヨタ走っている(顔は見えない)のを、カメラが横アングルからの平行移動で捉えている、ただそれだけの一編。また、映像のカラーが頻繁に変わるのが特長。>>続きを読む
「計画通りにやれ。予測しろ。即興はよせ」
話の内容はジョン・ウィックなど、ありふれたものだが、数字大好きで神経症っぽい主人公の殺し屋の描写が面白い。
基本coolな表情で、殺しのための準備、行動を>>続きを読む
黒澤作品ばりの重厚な時代劇を期待していたので、ブラックな笑い多めでやたら軽いところもある作風に着いていけず…北野武というよりビートたけし監督ですね。
暴れ回る加瀬信長や、やたら可愛らしいエンケン荒木>>続きを読む
大好きなザックなので、期待して見たのだが、世界観や美術ガジェットがほぼ陰鬱なスターウォーズだったり、敵のルックスがあからさまにナチスなのは置いておいて、途中まで話の流れが全然見えてこず、どうしても睡魔>>続きを読む
IMAXの予告編を目にしたときから、そのルックに心奪われて、絶対に観に行くと決めた一本。
結果、既視感バリバリの世界観だったが、そこが良かった。地獄の黙示録、ブレードランナー 、ウォーターワールド、>>続きを読む
書けない小説家とそのパートナーたち、妹の就活祝いのために帰郷した女性、妊活問題に悩む夫婦という三本のストーリーラインから成るオムニバス?喜劇。
全体的にゆる〜いコメディで、何回か修羅場があるけれど、>>続きを読む
アイナ・ジ・エンド主演のリメイク版のほうを観た。
全体的にヴィヴィッドな映像で、アイナの汗、扇風機の音、きゅうりをかじるショット、素麺をすするショット、蚊取り線香、団扇、そして西瓜と、五感で夏を訴え>>続きを読む
見事に何も起こらない…終盤で明かされる"真実"についても、正直ああそうか、ふーんと思ってしまった。ただ、うまく言えないけれど、是枝裕和感はあるんだよな。単になんとなくそういう雰囲気で観てしまっているだ>>続きを読む
関係者向け試写会とTIFF最終上映の2回にわたって鑑賞。
3時間もの長さがあるのだが、さまざまな風景が現出することと、その撮り方、役者陣の演技(監督は基本的に即興で撮ったとのこと)、それらが意味する>>続きを読む
同級生の結婚祝いに集まった4人の男たち。だが、宴が進むうち、同級生のパートナーに関する秘密が次々と明らかになり…というお話。
監督は、あの『カメラを止めるな!』の助監督を務めた経験があり、キャスト陣>>続きを読む
祖母、母、三人姉妹、旦那とその娘。ひさびさに集まった彼女らの間に、次から次へと明らかになる問題が…というお話。
田舎の家を舞台にしたワンシチュエーションコメディであり、長回し多め、台詞の量も膨大で、>>続きを読む
大団円を迎えた前シリーズから一転、新たなる世界線となった「超」コワすぎシリーズの第一弾。
旧シリーズと同じロケ地が使用されるなど、正直、低予算ぶりが出てしまっているのが否めない内容で、工藤Dの粗暴ぶ>>続きを読む
『キャプテン・マーベル』の続編にして、キャロル×モニカ×カマラ、3人の"マーベル"チームの活躍を描いた映画。
前作とアベンジャーズEGで最強っぷりを発揮したキャロルが、今回はいろいろ理由があって割と>>続きを読む
思っていたより良かったのですが、ゴジラではなく、人間側が主体で、ゴジラは寧ろドラマを進めるための舞台装置的な役割になっていたのが残念でした。銀座の場面は怪獣映画としてきちんと成立していて、素晴らしかっ>>続きを読む
アイナ・ジ・エンドの演技と歌声に尽きる映画。もともとBiSHのころから彼女が好きだったが、今作はアイナの魅力が爆発している。監督のアイナLOVEっぷりも存分に伝わってきた。
撮影監督がこれまでと違う>>続きを読む
黒人だからと差別せず、付き合ってくれるなんて良い白人女性だな〜と思いながら観ていたら…とんでもない展開に。
黒人差別がテーマではあるが、白人の、黒人に対する肉体的劣等感と、それ故の彼らに対する優位性>>続きを読む