おもしろ!
人間の品格を問う骨太なドラマ
正直スペンサートレイシーが復讐しまくるかと思ってたので法廷劇が始まった時は少しテンションが下がったけどそんなこと吹き飛ばした
逮捕雑すぎとか証拠ふわふわしす…
このレビューはネタバレを含みます
人間の醜さ、愚かさや群集心理の横暴さに対する強い怒りを感じた。
真面目で優しい男が理不尽な目にあうことで変わってしまう。
1部、2部、3部と平穏からリンチ、そして法廷から愛のチカラによる結末と展開さ…
【出稼ぎ中の婚約者キャサリンに会いに行く途中、ジョーは誘拐犯として逮捕されてしまう】
どーでもよーな私事だけど、高校時代ラグビー部の顧問のあだ名が“激怒”未だに同窓会で会うと、挨拶もそこそこに怒ら…
根拠なき噂の伝播による”事実”に壊される幸せの絶頂。誘拐犯を憎む民衆による”激怒”、冤罪をかけられた主人公による”激怒” を中心に、感情に任せた弾圧/私刑に対する警鐘を立体化する鋭さが良い。単純な二…
>>続きを読むショーウィンドウ、去り行く列車の窓、証拠映像。見ることができるが触れることができないものへの欲望、寂しさ、憎悪、恐怖。シルヴィア・シドニーが見つめることになるのはリンチする側の民衆ではなく、鉄格子に…
>>続きを読むまず、主役の二人、ジョーとキャサリンの演技がすごい。
二人とも幸せの絶頂からドン底に落とされてそれぞれの現実に対峙していく振れ幅を演じ切っていたと思う。
この映画では「激怒fury」が大きく三つの…
フィアンセのキャサリンの元へ向かう道中で、あらぬ容疑をかけられ勾留されたジョーは、街中の噂になる。デマは瞬く間に街中に流布されてしまう。
群集を狂気的に描くだけに留まらず、群衆の罪を追及する。
不…