このレビューはネタバレを含みます
瞬く間に広がった根拠のない噂によって火炙りにかけられ死にかけ、復讐心から暗黒に落ちてゆく男。群集心理に突き動かされ、無実の男を死の恐怖へと追いやった市民たち。それは今観ると、そのまま現代のネットリン…
>>続きを読むさらなる冤罪を生まないよう。
このような先進的な題材でかつ、倫理観、哲学が今見ても納得できそして学ぶこともできる作品が100年近く前にあったことに感動した。
素晴らしい傑作。
フリッツラングは罪なき…
自分でない誰かをターゲットにして囃し立てる醜い表情の恐ろしさが脳裏にこびり付く。
時代が変わっても、冤罪をテーマにした作品の訴えるメッセージは変わらないように思う。
それくらい、人の心の奥に根ざした…
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これは面白い!!
1時間半しか無いけどこんな見応えあって怒涛の面白展開があるとは!!
本当に人間の怖い部分を映してる。個人が群衆になると、どれほど怖いものか。噂が変化していく様。取り返しつかなくな…
フリッツ・ラングの映画だと言われて満足できるかといえば微妙だが、アメリカ第一作でこれはぶっ飛ばしてるし、倫理学的に重要(行為論やMoral Luckの問題についての好例になるかも)なストーリーだと思…
>>続きを読む「激怒」
タイトルにある怒りとは何なのだろうか?しかも単なる怒りではなく激怒だ
のどかに話が転がっていく先に次第にその正体が明らかになってくる
ここには人間が持つ負の部分や渦巻く暴力への欲動に対す…
迫力とエネルギーがスゴイ作品。
必死で頑張ってお金貯めてやっと婚約者に会える〜ワクワクと思ってたらめちゃくちゃないざこざ巻き込まれて変な噂のせいでリンチ受けて殺されそうになってそら怒るよね、激怒。
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