東京暮色に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『東京暮色』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

小津安二郎作品だと油断して
のんびり観ていたら…
え!死んじゃったの!?
雀荘での死の報告シーン
雀荘の客の態度が胸くそ悪い
あきちゃんの彼氏?もムカつく

「家-族」の中で他人であるかもしれないことはただの思いこみでしかなくても耐えられず死んでしまうような、そういうこと。しかしセリフがどこのロマンポルノやねんっていうくらいちょいちょい露骨なのはいったい…

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s

sの感想・評価

3.8
色々と思い詰めるあまり、自分自身で孤立の道を選び、さらに自分自身を傷つけてしまうしかなくなってしまった明子の心境があまりに切ない。
マジで苦しい。最初から最後まで苦しい。
本当に観るのがつらかった。


ところで杉村春子はオフィスのシーンで誰に向かって喋ってんだ。

このレビューはネタバレを含みます

うとうとしてるうちに明ちゃん死んじゃってて、そこからは、音楽が小学校の掃除の時間に鳴ってそうな感じだなとか、原節子の演技好きだなとか、そんなことばかり考えていた
いやーひどい、めっちゃ暗い話で。ほんとにこれはこれでありですね。

小津が苦手と言いつつ見た作品はなんだかんだ言っても唸る。とはいえこの作品は小津安二郎のフィルモグラフィの中では異色らしく、生理的に耐えられない(そこまで言うか)対話場面の切り返しショットも過去に鑑賞…

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atsushi

atsushiの感想・評価

3.8

話が暗すぎる小津の異色作。その暗さゆえか、小津にとっては曰く付きの作品となってしまった今作。しかし、ポスタールックにもなっている有馬稲子の美しさはそれだけで鑑賞に値する。あの虚な瞳は『ボーイ・ミーツ…

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 公開当時、今作は失敗作の烙印を押されていた。内容の暗さと後味の悪さに共同脚本の野田高梧は終始否定的だったという。従来の小津映画を期待していた人たちには受け入れられなかったのも当然か。

 銀行監査…

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adeam

adeamの感想・評価

3.0

小津作品の中でもとりわけ暗い異色のホームドラマ。
母親不在で育ちアイデンティティが不確かな次女を中心に、救おうと奔走する長女、なす術もない父親の姿を描く物語です。
家族という血の繋がりへの不信、一方…

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