1983年。
『戦場のメリークリスマス』と本作の2本が、日本映画としてカンヌ国際映画祭に出品され、大方の予想を覆して、本作がパルムドールを受賞しました。
奥深い山奥の山村。
自然信仰に基づくであろ…
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何度もみたけど
名作中の名作。
保存用のDVDは大切にしています。
一見泥くさく生々しい場面が多いけど
それぞれの性格や心情が
とても丁寧に表現される。
辰平の優しさ。
おりんさんの包容力。
た…
こんなすげえ映画滅多に見れねえよ
この映画の人間臭さは、単純に臭いやつもいるけどみんなみじめでみっともないからだと思う
人を嘲り、罵り、人から奪い、奪われては慟哭する
この村では、働き者だろうと放蕩…
あき竹城さん演じる長男の嫁っぷりは、「健康で明るくよく働く妻」という最高の嫁っぷりを存分に発揮していた。
光っていた。
坂本スミ子さん演じる母親役は、最後の姥捨山の雪のシーンの拝んでいる姿と、緒形…
このレビューはネタバレを含みます
これが村社会ってやつダニか。。
全体最適のために個人の(過度な)犠牲を強いてそれに目をつむるって、特攻隊とかいじめ問題とその隠蔽とか、今でも日本人のメンタリティに根ざしてる気がする。
そのルーツ…
暴力の伴う制裁(処刑)じゃなくて生き埋めってところ、村単位で一つの家というか生き物だから不具合を取り除いただけ、断罪不要なんだろうなあ(囲んで棒で叩かれてはいたけど)
白骨の中に泣く泣く親を捨ててき…
73.2568
貧しい寒村を実際に作り、そこで俳優陣に生活させ村民すら作り上げるリアリズムに脱帽。そこかしこから、村の息遣いを感じる。
女性の泥臭いまでの強さ、男の女々しさが一貫して表現されていたよ…