「親を捨てるか、子を捨てられるか。」
隔離されたかのような村で殺人なんぞはイベントごとに過ぎない。
犬とやるわ、かみさんを貸せというわ。無法地帯のようだ。
やたらと山の生き物の交尾のカットが挿…
かつて日本が貧しかった頃の姥捨という風習を様々な部落の掟と共に描くカンヌパルム・ドール受賞作品。
描かれているのは生々しいまでの「生」。ヘビがネズミを丸呑みしたり、カマキリに捕食されるカエル。人間…
面白い映画ではないけど(というか今村昌平の映画は凄まじいけど面白くないと思う。あ、『うなぎ』は面白かったか)、凄い。
日本人が描かれてる。なぜ日本人がルールに厳しくて、それに反する人にあんなに怒る…
やはり同じ自然とはいえ国によって趣が違うと思わされる既視感のある我が国固有の自然を堪能できる
村という隔絶されたコミュニティでのならわしというのは開かれた世界にいる現在の私たちから見ると異様で恐ろ…
死が避けがたいために身近だが、しっかり重い。
群れとして生きるためには厳しく酷くあらなければならないことを痛感させられる。その中で親への思い、子への思い、罪を犯した者への思い、性への思い、食への思…
よくテレビで海外の独特な文化に
カルチャーショックを受けるといった旨の
番組があったりするが、姨捨山はまさに
時代におけるカルチャーショック
宗教というか村教のような、「掟」
「決まりごと」を当た…