映画ケーンさんの映画レビュー・感想・評価

映画ケーン

映画ケーン

知りすぎていた男(1956年製作の映画)

3.8

『めまい』『サイコ』『裏窓』とかの個人的でどうかしてるヒッチコックが好きだから、割とフツー。

ただ、望遠レンズで撮られた、奥にピントが合って手前がボケた映像と、手前にピントが合ってて奥がボケてる映像
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

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あんま面白くなかった。
なんか、無難。

キャラ造形が薄い。全部説明する。
何で京アニは台詞で言わなくても伝わる技術を持ってるのに言っちゃって安っぽくしちゃうのかな。

最後で、妹が振り返らずに成長し
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特別編 響け!ユーフォニアム アンサンブルコンテスト(2023年製作の映画)

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ちょっと前に観たはずなのに全然覚えてない。なんか、僕の好きだった『ユーフォニアム』(1期)がどんどん薄れていく様な…

現金に体を張れ(1956年製作の映画)

3.7

久々に観返した。

キューブリックらしさは全然ない。
登場人物の説明の前半は結構退屈だけど、中盤からフルスロットル。手際の良い強奪と緊張感。
ラストの切れ味が最高にカッコイイ。

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.9

大好きな映画、そこまで面白くはないけど。
カウボーイの終わり。歴史の終わり。

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.7

カメラワークが不思議で面白いから割と観られる。でも全体として面白くはない。
これを面白いと言う人間にはなりたくない。

ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

4.0

19歳の少年と80歳の婆ちゃんの恋愛(一夜を共にもするよ!)。

テーマは『ファイト・クラブ』と全く同じ。
死(彼岸)を感じることで生きている実感を得ていた主人公が、生(恋、彼岸のもう一つ)を感じるこ
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ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

3.7

1人の男の復讐心、2人の憎しみ合いがアメリカを作った、でもそれは誰も知らない、という描き方が面白い。

天気の子(2019年製作の映画)

4.6

訳あって観返した。
僕は新海誠を過小評価してた。というか僕の目がどうかしてた。何考えてたんだ数年前の僕は!

確かにベタだし、お涙頂戴だし、説明的だし、モノローグだらけだし、宮崎・高畑・富野アニメみた
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キング・コング(2005年製作の映画)

4.1

ゴリ泣き!!

ティラノ3体をボコしたコングの顔を覗き込んで芸をするナオミ・ワッツにマジ惚れてしまった😍
でも僕はコングに感情移入してたから、この後の展開を考えて凄く苦しくなったw

ただ、3時間は長
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.5

前作は逃亡がメインだったけど、今度はボーンの天才的な追跡が見れたのは面白かった。もう居場所が分かったのかよ!って。
相変わらずテンポがいい。

でも、これみよがしなカメラワークとカットを細かく割る編集
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評決(1982年製作の映画)

3.8

新聞の死亡欄を見ては遺族の元に行って営業をする日々の、中年アル中弁護士の再起。

脚本が分かりやすくていいし、ポール・ニューマンもいい。

でも、演出は割と退屈だった。
『セルピコ』『狼たちの午後』と
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.2

全てのアクションに、ためらいや(映画的な演出の)溜めがないから、新鮮だしテンポが良い。

深読みかもしれないけど、アメリカが自分が何者か見失う、って話に思えてならない。
建国理念に反して分裂していく国
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

4.6

まさかの『SAMURAI』の方のウルヴァリンの監督w
こっちは傑作!!

楽園喪失。
神が死んだ今では、人間の罪を赦してくれる存在などいない。もう罪は消えない。エデンなんて存在しない。「人殺しの烙印」
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ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016年製作の映画)

3.3

面白くなくなった。クリストファー・マッカリーじゃないからかな。

前作『アウトロー』は古臭いハードボイルドの渋さが良い映画だった。でも、安っぽいありきたりのアクション映画になってしまった。

アウトロー(2012年製作の映画)

4.2

クリストファー・マッカリーとトム・クルーズのタッグは最高!

渋い。格好良い。ラストの戦いも最高!
随分前に観たからぼんやりだけどw

動物農場(1954年製作の映画)

2.2

アニメとしては全然面白くない。子供爆睡間違いなし!

まぁ、今の価値観で突き放すのはフェアじゃないかもしれないけど、そんな事言ったら過去の作品は全部そうになる。
でも、これは当時の人でも退屈したんじゃ
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

2.8

アイデアは面白いのに、泣かせ方が下品。

よく分からん戦争とか余計なもの全部排除してもっとシンプルな方が良かった。ただ子供の成長、成人、老いを追っていくだけで。
115分で赤ちゃんから老いて死ぬまでを
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ワンダとダイヤと優しい奴ら(1988年製作の映画)

4.5

よくできたコメディは良いな。お手本の様な良さ。
あとジェイミー・リー・カーティスがひたすら良い女。

ケンにダイヤの場所を聞き出すシーン、本来はもっと長いバージョンがあったらしい。DVDの特典で観たけ
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.0

子供はそこそこ楽しめるだろうけど、大人の鑑賞に耐えられる作り込みではないかな。

登場人物が少ないから話が膨らまない。
モアナとマウイ、喋れないタトゥーと喋れない海、コミュニケーションのできないアホ鶏
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エル(1952年製作の映画)

3.9

自分に見合わない人と付き合うとどうなるかという話。
恋愛経験がないままいい歳になったおっさんが若い美女と結婚した為に、「こんなおっさんの自分なんか捨ててしまうんじゃないか」と妄想に取り憑かれる。

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忘れられた人々(1950年製作の映画)

3.6

貧困の連鎖でみんなが不幸になっていく。しかも全員悪人。
さすがに暗いw

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