映画ケーン

エルの映画ケーンのレビュー・感想・評価

エル(1952年製作の映画)
3.9
自分に見合わない人と付き合うとどうなるかという話。
恋愛経験がないままいい歳になったおっさんが若い美女と結婚した為に、「こんなおっさんの自分なんか捨ててしまうんじゃないか」と妄想に取り憑かれる。

完全に『めまい』の元ネタ。時計塔みたいなとこに登るシーンは全く同じ。

主人公のアルトゥーロ・デ・コルドヴァが顔から何まで凄く良い。

ドストエフスキーっぽいなって思ったら、ブニュエル好きだったらしい。
映画ケーン

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