映画ケーン

ボーン・アイデンティティーの映画ケーンのレビュー・感想・評価

4.2
全てのアクションに、ためらいや(映画的な演出の)溜めがないから、新鮮だしテンポが良い。

深読みかもしれないけど、アメリカが自分が何者か見失う、って話に思えてならない。
建国理念に反して分裂していく国内と過去の過ちの数々。
ひたすら戦争をして強くなったアメリカ、そうやって子供達を不幸にして何があるというんだ、と。

一応のハッピーエンドだけど、都合の悪い事(ボーンの上司)は殺しで消す(時代は繰り返す)。そんな暗い終わり。
映画ケーン

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