世界に評価された観察ドキュメント
「精神科パステル」に集まる人々に密着
数年ぶりに鑑賞
患者さんが信じる先生に、監督に向かって語る
先生に話すようにカメラに向かっても語る
対象者との間にどれだけ…
岡山市の精神科の診療所と社会復帰の作業所を一体化させたような施設、「こらーる岡山」が2016年に閉鎖となったとき、山本医師は80歳だった。その8年前の運営を捉えた本作であるが、患者と話す彼のゆっくり…
>>続きを読む当時、シアターイメージフォーラムで鑑賞した。観客はなぜか中高年のおばさんが多かった。
想田和弘監督のことは詳しく知らなかったのだが、自分がASD=自閉症スペクトラム+統合失調症を患っているのでこの…
まだまだ精神科や心療内科への壁がぶ厚かった00年代の映像。
そのときの診察を映像で撮影させてくれるなんて、とても貴重な記録でもあるし撮影させてくれた患者さんやご家族、山本先生にはとても感謝しきれませ…
多分私は昔から不安が強くて不安を無しに行動できている友人が羨ましくてしょうがなかった。そして自分もそんな風に行動してみたけど結局駄目で精神障害だと診断されたというのも一理あるなと思った。バンドサーク…
>>続きを読む「家にいるとしばらく会ってない父親に似た声で「出ていけ」と言われる」と話す太っていて眼鏡をかけた女性が淡々と凄まじいエピソードを語る辺りから引き込まれてった。自分の子供を虐待して殺してしまった事とか…
>>続きを読む素晴らしい映画でした。
菅野さん?は詩人。
皆それぞれに背負っているものがあって、
母として、子供として、なによりも生き物として。
健常者、障がい者というレッテルは確かに存在するが、誰も彼も皆欠陥を…
このレビューはネタバレを含みます
精神障害者が身を寄せ合える、精神科医院兼ショートステイ場の話。実話。
「ドキュメンタリー」ではなく「観察」と題しているのがよかった。
脚色や意図的な編集が無く、ありのままの日常だった。健常者が当た…
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