このレビューはネタバレを含みます
戦争は人々から多くのものを奪う。町や家族、人生だけでなく人が持つ優しさまでも。
そして戦争は、戦場に行った者とそうでない者を分断する。
戦場からの帰還兵が社会復帰に戸惑う原因のひとつはそこにあると思…
すごく良い映画だった。
恥ずかしながら、この作品を知らなかった。なんと調べると『ローマの休日』の監督で、この作品自体も数々の賞を受賞した名作であることを知った。
古くさくない。話しも分かりやすく…
「ローマの休日」のウィリアム・ワイラー監督による帰還兵の社会復帰を描いた作品。1946年制作と戦後すぐに作られた為かよりリアリティがある。3時間あるが3人の視点から描かれていて全然飽きずに見れる。戦…
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第19回アカデミー賞受賞作。
第2次世界大戦後、同じ故郷に戻ってきた3人の帰還兵についての物語。
長時間にわたる作品だったが、見応えのある素晴らしい映画だった。
自らの障害により心を閉ざしてしまい、…
終戦の翌年にPTSDを扱った映画があるのにまず驚いた。
淀川長治さんが人生最悪の年ですねと言ったエピソードは有名だが皮肉が効いた題名です。
戦中そして戦後まで戦争によって狂わされた男たちの群像劇は…
私服
第二次世界大戦が終わり、アメリカ中部の故郷へと戻ってきたアル、フレッド、ホーマーの三人。それぞれの家族と彼らの間には様々な悩みや葛藤があった。彼らは復員兵として社会復帰を目指していく。
美…