【上を向いて歩こう】
レビュー1700本目記念として木下恵介作品を。カラッと明るい喜劇の逸品。🤗
敗戦により戦後、没落貴族のようになってしもた日本のブルジョワ達。そんな悲惨な状況下でもどうにかや…
1945〜48年の日本映画の長い低迷期から脱した事を象徴的に示した、俊英木下恵介監督の天に突き抜けるかの様な明朗快活な青春喜劇映画の傑作。また、「河内山宗俊」以来美貌を欲しいままにした原節子にして本…
>>続きを読むなんて上品で面白いラブコメでしょ〜♪木下恵介監督と新藤兼人さん(脚本)にこんなコメディセンスがあるなんて。随所に散りばめられた小ネタに何度もクスクス笑えて多幸感がありました。
戦後間もない日本で、…
めちゃくちゃキュートじゃん!可愛い!
と思いながら見ていた前半に抱き込まれて徐々に明かされる可愛いだけじゃない一面にもどかしくなったり切なくなったり。うまいことくっつかないのはどうしてかしらと思って…
めちゃ良かった。
木下恵介監督作品を何本か観てきて、恥ずかしながらやっとわかった。この人も同時代の黒澤、小津、溝口と並ぶ映画の天才だわ。
脚本も演出も木下恵介だが、筋立ても画も抜群にいいんだな。頗る…
素晴らしいかな。
個人的傑作。
兎にも角にも佐野周二と原節子が素晴らしい。
舞い上がる佐野周二が可愛らしくて、愛おしく、終盤には男らしさも醸し出して、かっこよく感じた。
木下恵介らしい音楽の良さが…
リズムがよく、下手な映画よりも面白い
ウッとなる、ともするとドロドロの悲劇になりそうなところを、絶妙なカット割や細かい演出でコメディとして持ち堪えている奇妙な映画。
人物の表情や動作がよくキャラクタ…
お得意様に懇願され、渋々お見合いをしたお嬢様・原節子に一目惚れする佐野周二。
戦後の傷を抱える人物が多い中、彼らの愛嬌たっぷりな姿や粋なやり取りに癒やされる。
40年代の佐田啓二は初めて見た。佐…
喜劇って評価されてるけど、その表面的な面白さとは別に、ゾッとするトコロのある映画だと思うし、なんなら観るのシンドイ。落ちぶれた一家の圧感、結婚に対して謎めいているクィアなヒロイン、同様に飄々とした主…
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