渦中の「惚れております」。原節子はやっぱり聖女だなー。スターシステムバキバキなこの時代が羨ましい。今日『あのこは貴族』を見たけど、これも身分違いの組み合わせだ。本作はちょい前にアメリカで流行ったスク…
>>続きを読む「二十四の瞳」や「永遠の人」の木下恵介監督5作品目。自動車工場経営が成功して金持ちになった少し粗暴だが気前がいい男の石津と、今は落ちぶれた元上流家庭の娘でおしとやかで美しく気品に溢れた泰子の2人によ…
>>続きを読む面白かった。クスクス笑えるラブコメではあるけれど、隠れクィアとか言われると、それはそれで何だかとても納得してしまう感じもある。曖昧な感じがとても良い。えらい作品だなあと思う。
あとは、すごくモダンな…
『晩春』前の原節子!!既にうまい。
テンポの良いラブコメ。無骨な34歳修理工佐野修二と没落華族お嬢さまの原節子。結婚はいいって言ってたのに見合い相手の原節子に一目惚れして「おれでいいの?」ってなった…
想像と違って
なんだか煮え切らない陰気な映画だった
落ちぶれた事を受け入れられない旧華族
せっかくのプレゼントもやれ施しだの、昔は良かっただの
お嬢さんもズルズル昔の事を引きずって煮えきらずに主…
このレビューはネタバレを含みます
半世紀以上時間が経過すると言語はかなり変化する。
佐野周二も原節子も佐田啓二も、台詞回しを聞いているだけで脳のお笑いスイッチが入ってしまう。
焼け跡と思しき背景をさり気なく押し隠し、進駐軍御用達の自…
戦後における身分の変革と混乱をラブコメと巧妙に結びつけ、明るくも骨格のあるドラマと新たな時代の到来を予感させるラストが爽やかな名作に。何より、主人公の佐野周二と原節子が惹かれあっているのにお互いの出…
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