くちづけの作品情報・感想・評価

くちづけ1957年製作の映画)

製作国:

上映時間:74分

ジャンル:

4.0

『くちづけ』に投稿された感想・評価

原題『くちづけ』 (1957)

監督 : 増村保造
脚本 : 舟橋一夫
撮影 : 大原譲二
編集 : 中静達治
音楽 : 塚原哲夫
出演:野添ひとみ、川口浩、三益愛子、他

川口松太郎の小説を原作…

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終始2人がクルクル回っててすごく可愛い。川口浩は、一見情け無く見えるけど侮れないぼんぼん役がすごく似合う笑
第一回監督作品からすでにピリっときている増村。もちろん『遊び』に似た空気もあり。川口浩はケンカが弱そうなのがいいというのはある。バイクにけつのカメラアングルがやばすぎやしないか。
SN

SNの感想・評価

4.1
当然のように面白いのだが
愛を求める女性像はまだ主体的ではなく受け身である。
なんちゅーキスシーンや。

セリフがキビキビ、運びが素早い
川口浩は喧嘩が弱そうで(実際弱い)「喧嘩してやろっか」と、 台詞がかっこいい、
直角的な人物の位置を捉える位置に流動的なカメラが置かれる
演技が自然に人間的ではない、…

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ことばと何とも言えない間、表情。川口浩が弱いこと、皆が正直なこと。全てが美しかった。
犬

犬の感想・評価

-
モノクロなのが勿体無いと思えるほどに、バイクで海沿いまで走ってからの海水遊泳によるシークエンスが眩しく煌めいている。水着に着替えた野添ひとみのスタイルの良さが別格すぎて普通に見惚れてしまう。

25年ぶりの再見。野添ひとみってこんなに可憐だったか!初見の際は増村保造のデビュー作のヒロインが若尾文子でなかったことを残念がったものだが誤りであった。将来夫婦となる川口浩と野添ひとみのカップルが初…

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アノ

アノの感想・評価

3.3
再見。
バイク二人乗りの強烈なスピード感が良い…が「センスのある作家の瑞々しい処女作」の範疇は外れない。むしろこの次に『青空娘』『暖流』と撮ってしまうのが桁外れだと思う。
似太郎

似太郎の感想・評価

4.4

【増村のデビュー作はエモいよ😉】

瑞々しい作風の増村保造のデビュー作。同時期のヌーヴェルヴァーグ作品に負けないリリシズムを其処彼処に感じる社会派青春映画。

お互いに抑圧された身である主人公の川口…

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