このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃ泣いてしまった。
とはいえ、ミルクが史実で活動していた時代にアメリカで行われていた同性愛者の権利を保障する法案が日本で施行された(日本のこの法案はてんでダメなものだが)のはこの45年後だ…
同性愛者だとばれたら解雇される、差別されて家に帰れなくなる、道路でボコられるかもしれない、たくさんの恐怖を抱えて生きるのおかしいし、それらを促す法律を作ろうとする政治家がいるのなんて恐ろしすぎる。み…
>>続きを読む『ミルク』(2008)
原題:Milk
1970年代のサンフランシスコ。生来の人柄でゲイやヒッピーたちに慕われる同性愛者のミルクは、マイノリティに対する権利と機会の平等を求め、世間の差別や偏見と戦…
牛乳の映画かと思いきやミルクさんの話だった。ゲイの政治家、ハーヴィー・ミルク氏。政治活動は多数決の世界という点をみせ、マイノリティが政治の世界で勝つことの難しさをまざまざと見せつけられる。そして過半…
>>続きを読む同性愛者であることを公表しアメリカで初の公職についた政治家ハーヴェイ・ミルクの最後の8年を描く。実写部分も多く映画的脚色は少ない。ゆえに淡白な仕上がりながら、そこがミルク本人の誠実さを彷彿させる。
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同性愛が市民権を得ていない時代
に自身がゲイであることを公表し
社会を変えるために行動し続けた
ハーヴェイミルクさんの物語。
活動を続けていく中で次第に対立
は激化していきミルクを危険人物
とみな…
今ほどLGBTが理解も認知もされていなかった70年代、そんな激動の時代に同性愛者であることを公表しながら公職に就いた男がいた。
何事も最初に行うことは難しい。人間は少数の理解できない物事を排除しよう…