keibaba08

ミルクのkeibaba08のレビュー・感想・評価

ミルク(2008年製作の映画)
4.5
同性愛が市民権を得ていない時代
に自身がゲイであることを公表し
社会を変えるために行動し続けた
ハーヴェイミルクさんの物語。

活動を続けていく中で次第に対立
は激化していきミルクを危険人物
とみなす動きが生まれ、

彼はいつしか身の危険を感じる様
になり、遺言をテープレコーダー
に録音するようになる。

テープに基づき彼の最後の8年間
を描いた本作はアカデミー賞主演
男優賞と脚本賞を獲得している。

過去の様々な人々の戦いの歴史を
経て自由の国アメリカが形成され
現在に至ることを再認識しました。

ショーンペンさんは、ハーヴェイ
ミルク役を見事に演じきり、特に
演説シーンが素晴らしく、

まるで本人が乗り移ったかのよう
であっという間に、惹き込まれて
しまいました。

先頭に立ってゲイの権利を主張し
戦い続けたミルク氏の発する言葉
の一つひとつが、

抑圧された人々に力を与え大きな
ムーブメントを起こしていく過程
に力を頂けた気がします。

クローゼットから外に飛び出そう
を早速実践しようと試みましたが
我が家は押入れでした、アイタタ。
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