『愛と哀しみの果て』(1985)
原題:Out of Africa
デンマークの資産家の娘カレンはスウェーデンの貴族と結婚し、ケニアへ渡る。コーヒー農園を経営することになったカレンは様々な困難にみ…
メリル・ストリープが結婚してアフリカ・ケニアの地に向かうんですけども現地はいろいろ大変だし、夫も浮気するしハンターにかっこいいロバート・レッドフォードが出てくるし、という感じ。話は普通というか、だか…
>>続きを読む少々長すぎるが、雄大なアフリカの大地と弱肉強食の自然を堪能するうちに、人間のちっぽけさを感じてくる。しかし、男勝りで気が強い女性と自由に生きる冒険家、ロマンスは生まれてもうまく成就するはずがないのが…
>>続きを読む女性は結婚して家庭に入るのが当たり前な社会から抜け出して、男社会の中で全く新しい場所で何もかも違う世界で生きる、逞しくも人間らしくて素敵な女性だった 奔放に生きるのではなく先住民族や動物のことを考え…
>>続きを読む束縛なしで生きたいというデニスの考えはわかるし正しいと思うけど、当時は資産家の女性でもデニスのように自由には生きられない。男女の立場の違い、フェミニズムが描かれているのは良かった。だからカレンにとっ…
>>続きを読むあらゆる側面でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞を獲得したということに驚き。正直、当時の価値観、時代の流れで考えたらそうなんだとも思うけど、これが最高の作品だったとしたら、それが思想的な歴史なんだろ…
>>続きを読む有料BSで視聴
自伝小説を元に脚色され作られたロマンス映画
メリル・ストリープ、ロバート・レッドフォード主演
1913年デンマーク、裕福だが行き遅れのカレンはブリクセン男爵と結婚する。
翌年ケニア…
これぞハリウッド映画って感じだった。
アフリカの広大な自然、野生生物達、現地の文化や生活の様子など、映像だけでも満足度が高い。
ちょっと考えが浅い気もするけど、実際に行動を起こして結果を出すカレンは…
ちょうど百年前の英国植民地の情景や、雄大なアフリカの風景が印象的。
人の営みに限れば戦後世界は均等になってどこも同じような生活になってしまったよな。豊かになったことの証左なのかもしれないが。
映画…