ルマンドさんの映画レビュー・感想・評価

ルマンド

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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.4

ふたりともとってもかわいい。

昨日は精神的にどんどん悪化する作品を観て気が滅入ったけど、これはその逆。2人で克服していくラブストーリー。

悪くない。こういうなんでもない恋愛映画を観る週末も悪くない
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アビエイター(2004年製作の映画)

3.4

うーん、伝記というが、自分とはかけ離れた生活感をもつ人の話なので、なかなか共感するのが難しかったかも。どんなことにも挑戦しようと、結局は金持ちの道楽にしか見えない。きっと財産を賭けてやっているんだろう>>続きを読む

グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

中国映画は、記憶にある限りは初めての鑑賞。

ずっと戦っている。剣の捌きはいいが、浮いているところは違和感あるなあ。この不自然な感じが面白いのかも。竹林での戦いは見ごたえある。っていうかおもしろい。美
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7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

3.7

面白いかどうかは別にして、戦争は何も生み出さないことを世に知らしめた映画の中のひとつ。私達はこれを知らないわけにはいかないと思う。

志願して戦いに行って戦死。政府、国に踊らされて、洗脳されて、自分で
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.6

火曜日の平日に観てはいけなかった。俳優陣を観て面白くないわけ無いだろうと思ったけど、明るい話は欠片もなく、気持ちは落ちていく。

少年時代のつらい経験がその後の人生を狂わせる。それはどうにもならない、
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.8

これはいい!
自閉症の会計士の話。底なしの頭の良さ。親が良かったんだろうと思う。ちゃんと生きていけるように、育てた。兄弟愛も素敵だなぁ。

しかも強すぎる。

すごく人間関係を構築するのが苦手なのに、
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炎のランナー(1981年製作の映画)

3.5

とにかく映像が、風景が、衣装が、素晴らしい、美しい。
スポーツものなのにドロドロな感じがなくて、紳士だなー、っていう感じ。

正直ストーリー的には日本人には理解は難しいのではないかと思う。日曜日は安息
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

頭の中で考えたことは誰にも奪えない
希望が必要 生きるためには どんなに小さくても
あなたのおかげです
あなたに会いたい、それだけで私はもう何もいらない
生きてるだけじゃだめなんだ だた生きているだけ
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キリング・フィールド(1984年製作の映画)

3.7

ベトナム戦争のことはたくさんの作品があるが、カンボジアの内戦についての作品は初めて。映画とはいえ、恐ろしい。命懸けで記者をする原動力ってなんだろう。

しかし、簡単に人の命を奪う。本当に観ていて苦しい
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ラスト・ボーイスカウト(1991年製作の映画)

3.5

ブルース・ウィリスが出演というだけでワクワク。ダイ・ハードのような誰でも知っている作品ではない。そしていつもながら残念な亭主役だったりするのに、これからどう覚醒してくれんのかと思うと自身の副交感神経が>>続きを読む

愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)

3.8

あらゆる側面でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞を獲得したということに驚き。正直、当時の価値観、時代の流れで考えたらそうなんだとも思うけど、これが最高の作品だったとしたら、それが思想的な歴史なんだろう>>続きを読む

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

3.3

ザ・シネマのアカデミー賞コレクション
その前がグリーンブックで素晴らしくて。
そのせいか、実話ベースはそれほど驚きない展開なのか、ちょっと響かなかった。残念だった。私が時代に合わせた見方ができないのか
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ライトスタッフ(1983年製作の映画)

3.3

ちょっと長いかな。

SFは私は苦手分野、これも一種のSFで。過去、歴史上にあったであろうことではあっても、宇宙が私の生活の中のリアルではないせいなのか、いまいち入り込めないでいる。

それにしても、
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.5

難しい事考えたくないGWの初日にちょうどいい。2人のコンビがいい具合。強い女子が悪役。

現代版インディアナ・ジョーンズみたいで。

続きあり。って感じの終わり方。楽しみではある。

アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

3.5

いやはや、ヒュー・グラントのダメっぷりはホント絵になる。
こういうの、結構好み。ちよっとひねくれていて。

悪いがテレビは一人で観る(笑) 

2人の心の声、良かったな。
もう一度観なきやいけない作品
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クーデター(2015年製作の映画)

3.6

とにかくピンチのピンチのピンチの連続、息もできない101分。1日ではそんなに緊張が続かなくて、3日もかかって観るほど。恐ろしかった。内容はそれほどないんだけど、緊張感という意味では満点。カンボジアを想>>続きを読む

華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

3.6

頭が疲れた夜にはいい作品だった。重くないし、ズシンとくるものじゃないし、むしろスッキリ。観ていてとても楽な作品だった。

韓国系はほとんどわからないので、たまにいい。暴力もあるっちゃあるけど、苦しくな
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

Let him go がなぜ「すべてが変わった日」となるのか。

ケビン・コスナーは寡黙で不器用だけど、やっぱりかっこいい。
優しさが滲み出てる。

急な悲劇に驚愕。

なんということだろう。

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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あまりに悲しかった。こんなことって。
許せるわけない、忘れられるわけない。

命懸け。それでもやる。止められても。前途洋々な自分の将来を諦めてまでも。

涙が止まらない。嗚咽。号泣。

クレッシェンド 音楽の架け橋(2019年製作の映画)

3.5

音楽以外のところの指導が非常に興味深い。
正直イスラエル人もパレスチナ人もアラブ人の確執もユダヤ人との関係もや未だに理解はできていないが、政治的なことを排除して仲間になるのがこんなにも難しい。不勉強過
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

寂しくて、苦しい時代の真面目な作品だった。
こんなにも自由が許されなくて、いつも国家に捕まるんじゃないかとビクビクして生きている。あるのは死だけ

芸術家が潰される、と言うことは、芸術は停まる、衰退し
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.6

長い間見る機会を失っていて!ようやく観ることのできた作品

冒頭の子どもたち、大人もだけど、悪態をつき、謗り、雑言、罵詈讒謗、罵りが本当に観ていて苦しかった。それなら1人がいいと思うのは当たり前。
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.3

すごい、このレトロ感。わざと古くしてないのが素晴らしい。
64年前って、こんな感じなのね。

やっぱり当時観るのと今観るのとでは、全く感覚が違うんだろうとは思う。
専門家でもなんでもないから、良さがわ
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.6

バットマンを実は見ていない私は、本作品をバットマンだと思っていた。
ぜんぜん違うじゃん。でもいいや、面白そう。

なんともカッコ悪いヒーローだわ。弱いしね。
ドリフよりずっと面白くないコントもあり。
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

うん、他の人が難しいって言ってて安心した。もちろん難しい。
きっと何回か観たら少しずつ理解が進んで分かってくるのかもしれない。
ラストシーンはわかってたら、いいシーンなんだろうな。
2人はかっこいい男
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ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

3.6

メグ・ライアンの美しさと可愛さ。それだけで観る価値ある作品。
時空を超えた恋物語。

何も考えられない夜にちょうどよい。

パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

3.4

匂いだけが人間じゃない
二言三言話してみて

2人とも足りないところはあるけれど、何かわかり合えるものがある。
補っていけるのはいい。

娘にかっこいいところが魅せられてよかった。でも運転手だっていい
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そらのレストラン(2019年製作の映画)

3.6

道南のおだやかさ。せたな。いいところ。
JOTUL(ヨツール)のストーブでピザトースト焼くなんて最高の贅沢です。

北海道は広くて、景色も最高、人はあったかくて、美味しい。
そんな作品だったと思う。
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.6

リチャードの娘への声掛けが本当に素晴らしい
勝てる
楽しめ
自慢するな
勝者も敗者もベストを尽くした
品位を持って戦った
誇らしい

勝者のあるべき姿を示す。

勉強することを怠らないのも好感。

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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.6

ケビン・コスナー大好きなんだけど、歳を取っても本当に優しい役柄が似合う。そして素晴らしいお父さん役だった。

そして地味に生きてるケント、いい。力を隠すなんてかっこよい。お父さんの教えが生きてる。
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

34歳はすごく悩ましい時期
身体が変わる時期だから、心も不安定になる。
今の自分、将来の自分をいっぱい考える。

子どもを扱うって難しい。
思い通りにならない。もどかしい。

それよりも自分は難しい。
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ワーキング・ガール(1988年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

オープニングソングがいい。時代を象徴しているようで。

髪型にしても、カジュアルでないのに黒いストッキングにスニーカーで出勤も。緑の文字のコンピュータ。スキー。そんな時代。1988年。ここはイメージす
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.8

私はホラーは観ない。怖すぎるから。でも観てよかった。

穏やかなブルース・ウィリスが好き。普段の彼の作品では見せない優しい顔。

マルコムとコール、対等で素敵な関係。コールは知ってたんだ。
車の中で母
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デリカテッセン(1991年製作の映画)

3.0

これは「アート」芸術品。
私の理解を超えた作品。正直とても難しい。恐いし。
映像美と音を愉しむ作品といったところ。オープニングの映像は惹きつけられた。しかし、芸術に造詣のない私には深いことは言えません
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日の名残り(1993年製作の映画)

3.8

ヒュー・グラントがいた!何故か嬉しい。今回は残念なイケメンではなかった。頭の良い、正義感強い、新聞記者。

カズオ・イシグロさんの原作ということで、原作も恥ずかしながら読んでいないけど、これを観たらち
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

公開当時観たわ。懐かしい。 字幕なしの画面見て感動して、ペーパーバック買って読んで、更にまた感動して。英語できる気になってた。こんな心に訴える作品が、母国語でないのに、分かるわけない。恥ずかしすぎた自>>続きを読む

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