幼いイワンとマリチカがクルクル回っている中心に咲く小さな花からの木漏れ日
結ばれる運命を川の流れが持ち去ってしまう
マリチカの行き先を暗示する長い長い筏には若い木が差してある
孤独という歌
イ…
初パラジャーノフ。
「ざくろの色」が有名なのでそちらもそのうち鑑賞する。
イワンとマリチカの悲恋の物語。
民族音楽と不思議な映像が相まって、全体的にとても神々しい空気感。色々な要素が混ざり合いすぎ…
構図・色彩なら『ざくろの色』には届かんし、荒ぶるカメラムーブならカラトーゾフの一連の作品の方が圧倒的。プロットも情けない泥沼愛憎劇って感じ。
話運びも、監督の稚拙さなのか、元の話の語りをまんまでお…
このレビューはネタバレを含みます
溢れる色彩と情熱的な映像、ウクライナの民族性を豊かに彩るエキゾチックな世界観のパラジャーノフ作品。
敵対する家柄の間で芽生えた恋。幼い頃からの想いを成就させ結ばれたイヴァンとマリーチカ。貧しき家柄…
三鷹市のウクライナ特別事業の一環で、「星のホール」で鑑賞。映画そのものを観ようと思って行ったわけじゃないので、赤色が鮮烈だったこととカメラワークが前衛的(この時代によくあれだけ静/動をピタリなタイミ…
>>続きを読むこの作品、一時Blu-rayが廃盤になってたけどごく最近再発売されて迷わずポチった。
これで、まだ未見だけど円盤持ってる「スラム砦の伝説」を除き、日本で観られるパラジャーノフ作品は制覇したことになる…
「ざくろの色」(1971)で知られるウクライナ・キエフ(キーウ)の異才、パラジャーノフ監督の長編デビュー作。ウクライナ山岳民族の少年イワンの成長と悲恋を、雪深い山村のエキゾチックな風習と共に描く。
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全編画面が超かっこいい。美しい。
遅刻して肝心の序盤の火の馬を見逃したのでタイトルの意味が分からないまま終盤まで見てた。けどあんま気にならないくらいロシアの民族衣装や風俗の部分をおもしろく描いてて興…