第二次世界大戦末期、休暇で戦場から故郷に帰ったドイツ兵エルンスト・グレーバー(ジョン・ギャヴィン)はエリーザベト(リゼロッテ・プルファー)と出会い恋に落ちる。街は空爆に晒され逃げ回る中で2人は結婚を…
>>続きを読む奇跡のような映画だ。一から十までドイツ兵の視点で描かれた反戦映画を、戦後10数年のハリウッドで撮るっていう。
しかも、主人公が兵士なのに戦闘シーンはほとんどなく、むしろ空襲を受けて逃げ回ってばかり…
1944 年、敗色濃厚なドイツ軍兵士が休暇で故郷に帰り、女と出会い愛し合う話。
「人生を楽しむんだ。自分の寿命が分かるか?休暇の3週間だけだ。3週間の命。その後は分からん。帰ってきて3日だろ。3週…
メロドラマの巨匠ダグラス・サークの戦争映画。
当然、勇猛果敢な戦争映画にはならない。やはり、反戦色、厭戦色は強い。でも押し付けでなくあくまでドラマの流れの中で見せてくれます。それに、この監督ですか…
愛と死ってほんとに対極にあるんだなって思った
ダグラスサーク、ストーリー、構成、演出、映像、どれも私的にパーフェクトで飛び抜けた存在
メロドラマの天才だと思う
本当に素晴らしい作品ばかりなので…
ドアを開ける、窓から顔を出す、ガラス戸を避けるなどして隔たりを取り払ったエリザベートが、障壁のような窓枠越しにエルンストの乗る出征列車をただ突っ立って見ているというのはそれが永続的な別離であることを…
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