飲食店開業をするまでの救いの無さが酷で滅入りそうになるが、淡白な情感と行間に滑稽が散見されて事柄以上に悲観的な消費に陥らない。カリヴァーナネンがボコボコにされて波止場に捨てられて顔の半分が血だらけに…
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1996年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。アキ・カウリスマキ長編13作目。主人公男女が色々あって無職になるというのが、あまりにもこれまで観たカウリスマキ作品と同じ展開すぎて流石に笑っ…
意図したものなのだろうが、抑揚のない演技や感情を一切見せない無表情が何を目的として行われているものなのかがわからず、ただただ不自然だった。登場人物の心情描写でなく出来事に焦点を当てるためか、不運な出…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
夫婦共に失業するという窮地から試行錯誤して最後はハッピーエンドで終わる。
その過程がシュールな感じで描かれてて淡々としてるけどじわ〜っとくる感じ。
淡々としてる映画は眠くなるから苦手なんだけど、これ…
お国柄か演出なのかよくわからないが、切羽詰まった状況にも関わらず淡々としていて、あまり感情的にならないことに違和感を感じている。それもあって共鳴することもなく、思いのほか夫婦仲が睦まじいこと以外、心…
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