LEGIONさんの映画レビュー・感想・評価

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人狼ゲーム デスゲームの運営人(2020年製作の映画)

2.5

人狼ゲームの運営者視点で物語が展開されていくため、それぞれの役職が分かりきっていて人狼ゲーム本来の面白さは無くなっていたが、分かった上でも楽しめる工夫が多くなされていた。堂々とし過ぎた不正が逆に殺され>>続きを読む

ウォンテッド(2008年製作の映画)

3.0

弾道をカーブさせたり、あり得ないほど遠くの地点から射撃をしたりと常人離れしたアクションがふんだんに詰め込まれたアクションになっていて、違和感がありながらもそれなりに楽しめた。そうしたアクションが一種の>>続きを読む

湯道(2023年製作の映画)

2.5

銭湯を営む兄弟とそこへ訪れるお客さん達の繋がりや幸せを描いた作品。分かりやすくて大袈裟なコメディ要素にそこまでの面白さは感じなかったが、場を和ませていたり登場人物の温かさを感じられるものになっていたり>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.5

主人公は文句ばかりで頑固すぎるが故に周りから嫌われながらも、レーシングに対しての技術や知識で段々と周りを信用させていく姿がカッコよく、そんな彼に息子や妻が期待や応援の眼差しを向ける描写や衝突しながらも>>続きを読む

カウントダウン(2019年製作の映画)

3.0

自分がいつ死ぬかわかるアプリをインストールしたことで避けられない死をなんとか回避しようとする主人公を描いたホラー映画。予測できない悪魔の近づき方と避けられない死という概念に恐ろしさは感じつつも、作品全>>続きを読む

アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

3.0

生活環境や年齢において差のある男女が恋に落ちる物語。男性の見せる若いが故の不器用さや行動力が物語の随所で上手く活かされた作りになっていて、ヒロインは大人らしい冷静さの中で時折見せる落ち着きのなさがギャ>>続きを読む

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.0

キャビンで過ごす一家のもとに謎の4人組が現れて”犠牲になる一人を家族の中から選ばないと世界は滅びる”と告げられる物語。4人組の正体や彼らの発言が意味することなど先の展開が気になる作りになっていながらも>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.5

娘を取り戻して悪者から世界を救うため仲間と協力して立ち向かおうとする者たちを描いた物語。ファンタジーの世界観とアドベンチャーとしての魅力が上手く組み合わさっていて、楽しみやすい作品だった。
物語にそこ
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法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.0

物語内での時の流れが早く、司法修習や弁護士になるためだけに1、2 年が経過されていたからか、作中で起こっていた出来事に少し引き込まれにくさを感じた。状況が二転三転していく構成になっているから楽しみやす>>続きを読む

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.7

白人警官に職質されて殺されるというループにハマってしまった黒人男性を描いた物語。単に創作物というだけで片付けられることができないテーマ性と内容であるから余計に胸糞悪く感じた。
同じ日を繰り返すことで白
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.5

作中披露される楽曲の数々はどれも聴き心地が良く、マルーマとジェニファー•ロペスの歌唱力も相まって耳でも楽しめる作品になっていた。
結婚から始まる恋愛模様を描いた作品で、無理があり過ぎる設定ながらも上手
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ティル・デス(2021年製作の映画)

1.5

目が覚めるや否や拳銃自殺してしまった夫と手錠で繋がれた主人公を描いた物語。主人公同様に何が起きているか分からない状況が次々と押し寄せてくるという点で見入りやすく、約90分という短い尺ならではの軽さがあ>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

3.7

作中で後半にかけて訴えられていく生きるということに対しての考え方や人生の歩み方における価値観は圧巻で、迷いがある人にとっては心に響きやすいものになっていた。
元陸軍中佐の人を寄せ付けない口の悪さや厳し
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.0

主人公3人の緩くも確かな関係性と力感のない自然体なやり取りが心地よく、若さ故の尖り方や精神的な側面がリアルに感じた。自分でも自らの感情を理解できていないんだろうと感じられるような描写が多く、何を悩み何>>続きを読む

リプリー(1999年製作の映画)

3.0

縛られず自由に生きる姿や人を沼らせる性格など主人公が惹かれてしまうのも頷けるほどディッキーというキャラクターは魅力的だった。
セリフにせずとも主人公の心情や考えが見えるような描写が映像としてよく表現さ
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アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

4.0

NFLでのプレーを夢見て努力をし続けた男の様子を描いたヒューマンドラマ。報われるまで努力をし続ける主人公の精神力や諦めずに夢を追い続けることの素晴らしさなど感動できる要素が多く、主人公が夢に描いた舞台>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.0

経営不振の肉屋を営む夫婦が偶発的にヴィーガンを殺し、誤ってその肉を販売したことから起こる騒動を描いたコメディ作品。皮肉的で衝撃的な設定であるからそれだけで展開を重視せずとも面白いと思える作品だった。>>続きを読む

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

2.5

地球温暖化により氷河期を迎えようとする状況での人々を描いたパニック作品。人の手に負えない状況になってしまえば、運任せや賭けになるのは仕方ないのかもしれないが、その運ありきでの登場人物たちの行動に物語と>>続きを読む

クロニクル(2012年製作の映画)

3.5

超能力を手に入れた男子高校生3人に待ち受ける運命を描いたアクション映画。現実世界で超能力を手に入れたら…という誰もが一度は想像したことあるようなものが設定となっていて、約90分という短い尺ながら物語の>>続きを読む

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

3.7

大怪我をしたものの、馬に乗ることを諦めきれないカウボーイが葛藤していく姿を描いたヒューマンドラマ。父親との距離感がありながらも家族としての部分が垣間見える描写があり、障害を抱える妹への愛情を見せ、気に>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.5

名探偵シャーロックホームズの妹エノーラが遭遇する事件を描いた物語。どちらも単体ではそこまで面白さを感じなかったが、ミステリー要素とアドベンチャー要素が合わさってエンターテイメント性に長けた楽しみやすい>>続きを読む

ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.0

ゾンビという怖い対象を題材としていながら怖さを全く感じさせないコミカルな作りがこの作品の魅力であることは何となく感じ取れたが、ゾンビ映画としての良さは個人的にあまり感じなかった。コメディ要素もゾンビ要>>続きを読む

37セカンズ(2019年製作の映画)

3.5

障害が故の環境や人間関係に不満を抱きながらも前を向こうとする主人公の姿が印象的で応援したくなるような純粋さと健気さがあった。母親との衝突ではどちらの言い分も理解できるし、人生において重要なことであるか>>続きを読む

罪の後(2022年製作の映画)

3.5

将来有望な野球選手による恋人殺害の事件の真相を記者が探ろうとする物語。探っていくことで新たな事実が浮かび上がったり、謎が深まったりしていくミステリーならではの良さがしっかり詰め込まれていて、最後の最後>>続きを読む

ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜(2020年製作の映画)

3.7

歌も演奏も凄くて迫力あるものだったが、全てが絶妙にダサく仕上がっているのが印象的だった。そのダサさが主人公の音楽に対しての直向きさによって段々とカッコ良くも見えてくる点が作品の魅力にもなっていて夢を追>>続きを読む

ジェニファーのしたこと(2024年製作の映画)

3.0

侵入者によってある一家が襲われた事件の裏に何があったのかを当時の関係者によるインタビューや事情聴取の映像から迫っていくドキュメンタリー。事件の鍵を握る娘のジェニファーから話を聞いていくことで人間関係や>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

3.0

喜びを表現するのに用いられる笑顔をホラーの要素として使い、見事に怖さを演出していた。理由の不明瞭なものはたとえ笑顔でも怖いということを思い知らされ、登場人物たちの笑顔が記憶に残りやすかった。ただ”それ>>続きを読む

60セカンズ(2000年製作の映画)

2.5

現実的な見方を追求してしまえば物語は成り立たなくなってしまうのだろうが、警察の犯人逮捕のための行動や考え方はひどいレベルで、主人公たちのやりたい放題にされているように見えた。
主人公の兄弟としての絆や
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

3.0

班長の亡骸や埋蔵金を探す旅の過程で過去を思い出して芽生えてくる感情や戦後の人生における悩みが登場人物同士がぶつかり合う様子は面白く思えた。
テーマとして投げかけられる差別意識や偏見は物語に全員が考える
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フィール・ザ・ビート(2020年製作の映画)

3.5

オーディションで失敗をしたダンサーが帰郷した先のダンス教室に通う子供たちの講師をすることになる物語。作中披露されるパフォーマンスは可愛らしいもので、子供たちの魅力である明るさや活気さがよく表れてるもの>>続きを読む

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

4.0

アクションの場面やシリアスな場面など空気感の作り方が上手く、ほとんどのジャンルが過不足なく詰め込まれた笑いあり涙ありのアニメーションだった。アニメならではの演出も程よく取り込まれていて、物語を妨げない>>続きを読む

フラクチャード(2019年製作の映画)

3.0

怪我の検査してもらいに行った娘と付き添った妻が一向に戻って来ず、主人公が真実を突き止めようとする物語。全ては主人公の妄想なのか、それとも病院全体が隠蔽を図ろうとしているのか、2択に絞られてしまうものの>>続きを読む

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

2.5

若き富豪の多くを語らないミステリアスな雰囲気や未知なるエロさがサスペンスに似たような空気感が演出され、盛り上がりを見せる場面でより気分やノリを良くする音楽の挿入が為されていて、これらを除けば物語はただ>>続きを読む

おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

2.5

物語は真面目かつ丁寧な印象を受けたが、サスペンスとして一向に盛り上がりを見せず、見せ場もあまりなかったように感じた作品だった。物語の軸となる誘拐事件の犯人も後出し要素が多く、伏線が張り巡らされているわ>>続きを読む

ザ・トリップ(2021年製作の映画)

3.5

それぞれの計画や思惑が重なり合って物語の始まりからは想像できないようなカオスな状況に陥っていくため物語の面白さで一定以上楽しめた。それに加えて容赦無く乱射され、殴られ、肉片が飛び散るバイオレンスなアク>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.0

各キャラクターを推すファンに向けたサービスが多く、それまでの関係性を含めてよりキャラクターを好きになれるような作品になっていたが、カッコ良さを演出するためだけに物語に無理矢理詰め込まなくて良いようにも>>続きを読む

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